タヌキ猫です。
JALのゴタゴタが連日テレビをにぎわせていますが、先ごろ再生タスクフォース
の役割が終わり、再生支援機構の活用ということが決まりました。
が、正式に大臣からの発表もなく、なんだったの? といった感じで
タスクフォースが終わってしまったのは、いささか残念な気もします。
その裏では、債権放棄を依頼された銀行団側との関係があると言われており
結果としては、相手方の心証を悪くしただけでは?
といった形に現在はなっているようです。
このままでは、11月中に資金がショートしてしまうということで
何が何でも対策を講じていただかないと大変なことになります。
結局、時間の浪費とまで言われてしまっているタスクフォースですが
彼らが評価される結果が出ることを望みますね。
外国航空会社による資本注入や資本提携の話が出ては消え
消えては出てを繰り返しましたが、当分は、外国航空会社の提携関係の話は凍結
ということで、ほっとしたところです。
実際のところ、海外勢も人の世話をしている場合ではないところが多く
アメリカン航空が親会社からお金を借りてくれば
給料問題等で揺れるブリティッシュエアウエイズが出てきたりと
さながら、幕末かという感じでしたが…
内心はデルタやエールフランスのスカイチームに鞍替えするのかと
ヒヤヒヤしましたが 資金調達に債権放棄、年金削減から大規模リストラと
大ナタを振るわざるを得ないJALですが、なんとか乗り切ってもらいたいです。
JALマイラーとしては、マイルの存続は至上命題でしたが
それは保障されますと何度も念を押されましたので、一応の落ち着きを得ています。
それにしても、今回はJALサイトにおいても、今回の経緯と言いますか
火消しと言いますか何度もおわびやらが載っていました。
こんなJALのドタバタの中、実はタヌキ猫 11月に国内線ではありますが
JAL便を利用します やっぱりJALマイラーとしましては、ANAには乗れません。
これで、とまったら最悪でしょうが、まぁその心配もないでしょう
今後、再生支援機構へと移り、具体案が次々と出てくるのでしょうが
年金削減は避けて通れないでしょうね～。
OBの皆さんは削減に反対されているようですが(一部のようですが)
世間の会社は、もう行っていますよね?退職金が廃止になったところもありますし
やっぱり、こういう話を聞くと浮世離れも甚だしいとしか言えませんね。
そして、機材の更新問題です。JALが多数保有する大型機を新型機へと入れ替えて
燃費の向上を図らなければなりません。
やっかいなのは、JAL機材の評価額の高さ。カラクリがあるようですが
これが精査されたときに実際どれだけの損失が出るか。
タヌキ猫でした。
明日の空へ、日本の翼
