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JAL B787型機 全非常口に客室乗務員配置へ

タヌキ猫です。

2024年07月01日 より JAL B787型機(国内線/国際線) に乗務する
客室乗務員配置数が変更となり 全ての非常口に配置できる8人以上
に変更されることとなりました。

皆様の記憶に新しいとおり 2024年01月02日に発生しました
羽田空港における A350型機 衝突炎上事故の教訓を踏まえたものです。

現行のままでも 国土交通省の規程をクリアした人数となる
7人が乗務する体制となっておりますが、
安全性やサービス向上を考慮 乗務員の負担軽減を考慮したそうです。

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航空法では、商業運航便に乗務する客室乗務員の人数を定めていませんが
国土交通省航空局 運航規程審査要領細則 では、緊急時の業務分担を考慮して
50席に1人以上と定めているそうです。

国内線 787-8 3クラス291席(E21仕様) 客室乗務員は7人

国際線 787-8 2クラス186席または206席 / 787-9 3クラス195席または203席、239席
機内サービスが多岐にわたり、フライト時間が長い路があるため
原則として8人以上乗務しているそうです。

ということで、既に 国際線においては 非常口 片側4カ所ずつ計8カ所
全てに客室乗務員の配置がなされており 未満となっていたのは
国内線 B787型機が就航する 羽田=新千歳,伊丹,福岡線 となります。

ネットニュースなどでは 日航、全非常口に客室乗務員配置 とありますが
B737型機って 真ん中にも非常口座席があるけど、どういう扱いなのか?
と疑問が沸いた方もいらっしゃることと思います。

機体前後の左右に計4カ所ある「タイプA」と呼ばれる
脱出用スライドが自動展開される非常口と

翼上席にある「タイプIII」と呼ばれる小型の非常口 に分かれており
航空局規程では、165席の737-800の場合は必要な客室乗務員数が4人
タイプAの非常口には客室乗務員がすべて配置となっているそうです。

今回、書かせて頂きましたのは JALによる取り組みということで
5月17日付にて 客室乗務員に周知がなされたとのことですが、
パイロットらでつくる 航空労組連絡会 では
全非常口への配置を義務付けるよう 国土交通省に要請しているとのこと

今後、義務化されるのか、注目されるところでもあります。

ということで、フタを開けてみたら、JALにおいては
B787 国内線仕様時において 客室乗務員が1人づつ増えるという形でしょうか。
かえすがえすも、先の羽田空港における A350型機 衝突炎上事故 において
客室乗務員のみなさまの活躍が 奇跡的にも 死者数ゼロに大きく貢献した
ことと思います。もちろん、最終確認をされた機長による最終脱出まで

実に困難な状況下においても、日頃の訓練を十分に生かしたことは
賞賛に値すると思います。 今回の措置がさらなる安全への一助
につながってくれたらと思います。

タヌキ猫でした。

明日の空へ、日本の翼
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