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熊本城(銀杏城)散策

タヌキ猫です。

阿蘇 & 熊本旅行記
8 熊本城 (銀杏城) 散策 編
をお送りします。

*撮影日: 2016年11月02日

熊本地震により、熊本城では至るところで
大きな被害を受けており、

発災直後は、熊本県について取り上げる
メディアも多かったですが、
今はほとんどないかと思います。

タヌキ猫のブログでは、少しでも多くの方に
今の熊本城 を見て頂きまして、

今だからこそ見て頂きたい、
そして来て頂きたいからこそ

あえて熊本城の現在の目を覆いたくなるような
光景も写真としてご覧頂きたく思います。

熊本市観光ガイドブックでも
歴史の1ページ。今だから見に来て欲しい!!

ということで、
被災状況をまとめたフリーペーパーを
配布するなど、これから熊本城再建に向けて、
気の遠くなるような復旧・復元工事が続きます。

どうぞ、ブログをご覧の皆様が、今の熊本を
訪れていただけるようなきっかけになれればと思います。

dsc07273
ホテルのチェックアウトを済ませ、
清正公像の前に 07:23 到着

まだ、学生が通学する時間帯ということもあって
人通りの多い 熊本城近くの道 をグルッと一周、
行ける所まで行ってみたいと思います。
(今回は清正公像より反時計回りにて散策します)

(詳細は公式サイトをご覧ください)

熊本城 公式サイト

どうぞ 続きをご覧ください。

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dsc07275
馬具櫓ですね。石垣が大きく崩れてしまいました。

dsc07276
長塀です。

dsc07277
飯田丸五階櫓です。写真だと分かりづらいですが、
右手の石垣のみにて、建物を支えているのが
お分かり頂けるかな?
(*詳細はのちほど)

dsc07278
長塀も倒れている箇所がありますね。

dsc07280
途中、熊本市役所の横を通る感じになりまして
平御櫓でしょうか。被害がないかと思いきや
部分的に剝がれている箇所がありますね。

dsc07281
6年前の熊本城散策の際はこちらの門から
入城しましたが、現在は閉鎖中です。

dsc07283
東十八間櫓があったそうなのですが、
その面影は見る影もありませんね。

dsc07284
再利用できるものは再利用しようということで
一点一点取り外し作業をするということですから、
気の遠くなるような話ですよね。

dsc07285
柱・瓦・石すべてにおいてですから、
現場の苦労も相当なものかと思います。

dsc07286
石の積み直しも大変な作業ですよね。

dsc07288
五間櫓があったあたりでしょうか

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北十八間櫓も石垣から崩れてしまいました。

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一見、被害がなさそうに見える櫓でも
漆喰が剥がれるなどの被害が確認できます。

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もう、素人目にはどこから崩れてきたのか
分からないような石がゴロゴロと

dsc07292
そして、熊本城大天守 / 小天守です。

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こちらが大天守になりますが、タヌキ猫は撮影しながら
うそだろうぉ… とガックリ肩を落としてしまいました。

昭和35年 / 1960 に鉄筋コンクリート造りで
外見復元されたものですが、
この地震後の状況は愕然とさせられます。

大天守の鯱が落ちたというのは報道等で
知ってはいましたが、この現状は肥後の人間でなくとも
肩を落としてしまいますよ。

dsc07295
小天守は鯱は残っているものの、瓦が至る所
落ちているのがお分かりいただけるかと思います。

dsc07296
この並べられた石も石垣の一部として
これから、組み直すという大変な作業が待っています。

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車の進入禁止となっていますが、
歩行者はここから中へと入れます。

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熊本城に隣接する形にて加藤神社があるのですが、
こちらが一番近くまで行けるポイントとなっています。

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戌亥櫓ですね。建物こそ残りましたが、
石垣は壊滅的な被害を受けています。

dsc07300
おそらくは、石垣の上にあったであろう桜の木が
このような状況ですから、その被害の大きさを
感じて頂けるかと思います。

dsc07301
加藤神社へとやってきました。

dsc07302
一番奥より大天守・小天守・宇土櫓となります。
この写真でいくと宇土櫓が一番古い建物になるのですが、

いや~よく地震の影響で倒壊しなかったなぁ~
と感心してしまいました。

dsc07303
周りの塀は被害を受けたものの、
宇土櫓は大きな外見上の損壊はなく

西南戦争でも、大きな被害を受けなかった
ということで、よく頑張ったなぁ~と思いました。

dsc07304
加藤神社でも石垣が崩れるなどの被害がありました。

dsc07305
ここから何枚か同じような写真が続きますが
熊本城大天守・小天守の写真です。

瓦の状況は先にも書いていますが、今編集しながら気づいたのは
小天守の基礎部分の石垣も至るところ崩れているというか

浮いている箇所もありますね。

dsc07306
やっぱり、この光景は見たくない…
という人も多いかと思いますが、
見てください!!

これが、目を背けたくとも
現在、熊本城が置かれている現状です。

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6年前に大天守 小天守と登ったなぁ~と記憶が
走馬灯のように頭の中で駆け巡るなか

dsc07309
今も、熊本城はその場に立ち続けています。

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今後、どのような再建ないしは
修復・復元作業を進めていくのか
最近の城郭工事では、文化庁の審査が厳しくなり
かつての工法を用いるなどしていますが、

熊本城では天守も含めて、この工法を踏襲するのでしょうか。

dsc07313
にしても、よく宇土櫓が持ち堪えましたねぇ~(涙)

dsc07314
熊本復興を願って募金活動も実施されていますが、
タヌキ猫としては、募金もいいけれど、ぜひ、ご自身の
足で熊本へと赴いていただきまして、

自分の目・耳・匂いといった感じで感じて頂きたいと
思います。

タヌキ猫なんかは、そんなにお金がないけれど、
現地で買い物をして食べて飲んででも、
復興の一助になります。

もちろん、タヌキ猫のブログをご覧になって
よし、熊本へ行こう!! と思って頂けるのが
なにより、書き手としてはウレシイことですね。

dsc07315
何枚も撮ってしまっていますが、
宇土櫓が現存していることに
やっぱり驚かされます。

国指定重要文化財ということで
詳細は把握しておりませんが、
清正公築城の頃から残る建物ではないでしょうか。

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西大手門です。こちらも建物の下の石垣が
無い箇所がありますね。

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今一度の戌亥櫓

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地割れしている箇所は通行禁止となっています。

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この箇所からみると、石垣は総崩れですね。

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ハトかな?

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そう、この大きな大木を見ながら感じたのは

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熊本城の別名は 銀杏城 であり、
確か、大天守・小天守のある本丸に
大銀杏の木があるんですよね。

また、あの銀杏の木を見ながらの熊本城
の光景を見れる日が訪れることを願いたいです。

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西大手門へと続く道ですが、ご覧の通り
石垣が崩れてしまっています。

dsc07330
ということで、城内へは、入ることはできませんので、
一番熊本城を近くで見るならば、さきほどの加藤神社
が一番近くまで行けます。

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周りの施設でも瓦が落ちるなどの被害があり

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危険 の赤紙が貼ってあるということで
立ち入り禁止になっていますね。

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木々で見づらいところかと思いますが、
至るところで石垣が崩れており

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これを修復するのはホント気が遠くなる作業かと思います。

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とはいえ、一歩でも半歩でも前に進まねば
何も、物事は動きませんからね。

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未申櫓です。

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桜の馬場 城彩苑 へと通じる道があります。

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グルッと回りこむ形にて入口に出ました。

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オッ!! こんなところに猫

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そなたも元気でね

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再びの 清正公の像で 08:13 約1時間で一周しました。

2016年11月02日現在、熊本城は城内を含めまして
立ち入り制限のかかったエリアが多いですが、
今の熊本城の様子をブログをご覧の皆様に見て頂きました。

dsc07279
これよりは、ブログコメント等でアドバイス頂きました
写真の熊本市役所へと移動しまして

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14F展望フロアより、熊本城をご覧いただきます。

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報道でもたびたび取り上げられていました
飯田丸五階櫓です。今でこそ補強されているものの

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この石垣の端1本で櫓を支え抜いたとは
驚きを隠せないですよね。

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本丸御殿と共に天守を撮影してみました。
本丸御殿では、写真で見る限りは被害が無いように見えますが、
基礎部分で歪みが生じ、立て直しが必要とのこと。

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何度見ても、愕然としますが

dsc07352
これが、現在の熊本城です。
ぜひ、現実から目をそらさずに、今の熊本城を
現地にて、ご自身の目で見て頂きたいと思います。

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熊本城の地震被害ということで案内もありますので、
どうぞ、熊本城へ足をお運びの際は、

熊本市役所14F 展望フロアからも
ご覧いただくことをおススメします。

ここからでしたら、熊本城の全景を見ることができます。

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市役所を出たところにはミネラルウォーターがあり
確か、熊本市は水道水は100% 地下水なんですよね。

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自動販売機でも熊本復興への願いが
込められていますね。

dsc07357
いかがだったでしょうか?
現在の熊本城の様子ということで
少しでも、多くの方にご覧いただきたくて、
多くの写真と共にお送りしました。

次回は 交通センター よりバスにて、
熊本空港へと移動したいと思います。

どうぞ、次回の更新もご覧ください。
タヌキ猫でした。

明日の空へ、日本の翼
JAL 日本航空


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