タヌキ猫です。
阿蘇 & 熊本旅行記
8 熊本城 (銀杏城) 散策 編
をお送りします。
*撮影日: 2016年11月02日
熊本地震により、熊本城では至るところで
大きな被害を受けており、
発災直後は、熊本県について取り上げる
メディアも多かったですが、
今はほとんどないかと思います。
タヌキ猫のブログでは、少しでも多くの方に
今の熊本城 を見て頂きまして、
今だからこそ見て頂きたい、
そして来て頂きたいからこそ
あえて熊本城の現在の目を覆いたくなるような
光景も写真としてご覧頂きたく思います。
熊本市観光ガイドブックでも
歴史の1ページ。今だから見に来て欲しい!!
ということで、
被災状況をまとめたフリーペーパーを
配布するなど、これから熊本城再建に向けて、
気の遠くなるような復旧・復元工事が続きます。
どうぞ、ブログをご覧の皆様が、今の熊本を
訪れていただけるようなきっかけになれればと思います。
ホテルのチェックアウトを済ませ、
清正公像の前に 07:23 到着
まだ、学生が通学する時間帯ということもあって
人通りの多い 熊本城近くの道 をグルッと一周、
行ける所まで行ってみたいと思います。
(今回は清正公像より反時計回りにて散策します)
(詳細は公式サイトをご覧ください)
どうぞ 続きをご覧ください。
JALのWebサイトでは、航空券の予約、購入をはじめ
運航スケジュール照会、空席照会、運賃案内など
お客様の空の旅をサポートしております。
自分らしい旅のヒントが見つかる OnTrip JAL
(購入/予約/検索にご利用ください)
馬具櫓ですね。石垣が大きく崩れてしまいました。
長塀です。
飯田丸五階櫓です。写真だと分かりづらいですが、
右手の石垣のみにて、建物を支えているのが
お分かり頂けるかな?
(*詳細はのちほど)
長塀も倒れている箇所がありますね。
途中、熊本市役所の横を通る感じになりまして
平御櫓でしょうか。被害がないかと思いきや
部分的に剝がれている箇所がありますね。
6年前の熊本城散策の際はこちらの門から
入城しましたが、現在は閉鎖中です。
東十八間櫓があったそうなのですが、
その面影は見る影もありませんね。
再利用できるものは再利用しようということで
一点一点取り外し作業をするということですから、
気の遠くなるような話ですよね。
柱・瓦・石すべてにおいてですから、
現場の苦労も相当なものかと思います。
石の積み直しも大変な作業ですよね。
五間櫓があったあたりでしょうか
北十八間櫓も石垣から崩れてしまいました。
一見、被害がなさそうに見える櫓でも
漆喰が剥がれるなどの被害が確認できます。
もう、素人目にはどこから崩れてきたのか
分からないような石がゴロゴロと
そして、熊本城大天守 / 小天守です。
こちらが大天守になりますが、タヌキ猫は撮影しながら
うそだろうぉ… とガックリ肩を落としてしまいました。
昭和35年 / 1960 に鉄筋コンクリート造りで
外見復元されたものですが、
この地震後の状況は愕然とさせられます。
大天守の鯱が落ちたというのは報道等で
知ってはいましたが、この現状は肥後の人間でなくとも
肩を落としてしまいますよ。
小天守は鯱は残っているものの、瓦が至る所
落ちているのがお分かりいただけるかと思います。
この並べられた石も石垣の一部として
これから、組み直すという大変な作業が待っています。
車の進入禁止となっていますが、
歩行者はここから中へと入れます。
熊本城に隣接する形にて加藤神社があるのですが、
こちらが一番近くまで行けるポイントとなっています。
戌亥櫓ですね。建物こそ残りましたが、
石垣は壊滅的な被害を受けています。
おそらくは、石垣の上にあったであろう桜の木が
このような状況ですから、その被害の大きさを
感じて頂けるかと思います。
加藤神社へとやってきました。
一番奥より大天守・小天守・宇土櫓となります。
この写真でいくと宇土櫓が一番古い建物になるのですが、
いや~よく地震の影響で倒壊しなかったなぁ~
と感心してしまいました。
周りの塀は被害を受けたものの、
宇土櫓は大きな外見上の損壊はなく
西南戦争でも、大きな被害を受けなかった
ということで、よく頑張ったなぁ~と思いました。
加藤神社でも石垣が崩れるなどの被害がありました。
ここから何枚か同じような写真が続きますが
熊本城大天守・小天守の写真です。
瓦の状況は先にも書いていますが、今編集しながら気づいたのは
小天守の基礎部分の石垣も至るところ崩れているというか
浮いている箇所もありますね。
やっぱり、この光景は見たくない…
という人も多いかと思いますが、
見てください!!
これが、目を背けたくとも
現在、熊本城が置かれている現状です。
6年前に大天守 小天守と登ったなぁ~と記憶が
走馬灯のように頭の中で駆け巡るなか
今も、熊本城はその場に立ち続けています。
今後、どのような再建ないしは
修復・復元作業を進めていくのか
最近の城郭工事では、文化庁の審査が厳しくなり
かつての工法を用いるなどしていますが、
熊本城では天守も含めて、この工法を踏襲するのでしょうか。
にしても、よく宇土櫓が持ち堪えましたねぇ~(涙)
熊本復興を願って募金活動も実施されていますが、
タヌキ猫としては、募金もいいけれど、ぜひ、ご自身の
足で熊本へと赴いていただきまして、
自分の目・耳・匂いといった感じで感じて頂きたいと
思います。
タヌキ猫なんかは、そんなにお金がないけれど、
現地で買い物をして食べて飲んででも、
復興の一助になります。
もちろん、タヌキ猫のブログをご覧になって
よし、熊本へ行こう!! と思って頂けるのが
なにより、書き手としてはウレシイことですね。
何枚も撮ってしまっていますが、
宇土櫓が現存していることに
やっぱり驚かされます。
国指定重要文化財ということで
詳細は把握しておりませんが、
清正公築城の頃から残る建物ではないでしょうか。
西大手門です。こちらも建物の下の石垣が
無い箇所がありますね。
今一度の戌亥櫓
地割れしている箇所は通行禁止となっています。
この箇所からみると、石垣は総崩れですね。
ハトかな?
そう、この大きな大木を見ながら感じたのは
熊本城の別名は 銀杏城 であり、
確か、大天守・小天守のある本丸に
大銀杏の木があるんですよね。
また、あの銀杏の木を見ながらの熊本城
の光景を見れる日が訪れることを願いたいです。
西大手門へと続く道ですが、ご覧の通り
石垣が崩れてしまっています。
ということで、城内へは、入ることはできませんので、
一番熊本城を近くで見るならば、さきほどの加藤神社
が一番近くまで行けます。
周りの施設でも瓦が落ちるなどの被害があり
危険 の赤紙が貼ってあるということで
立ち入り禁止になっていますね。
木々で見づらいところかと思いますが、
至るところで石垣が崩れており
これを修復するのはホント気が遠くなる作業かと思います。
とはいえ、一歩でも半歩でも前に進まねば
何も、物事は動きませんからね。
未申櫓です。
桜の馬場 城彩苑 へと通じる道があります。
グルッと回りこむ形にて入口に出ました。
オッ!! こんなところに猫
そなたも元気でね
再びの 清正公の像で 08:13 約1時間で一周しました。
2016年11月02日現在、熊本城は城内を含めまして
立ち入り制限のかかったエリアが多いですが、
今の熊本城の様子をブログをご覧の皆様に見て頂きました。
これよりは、ブログコメント等でアドバイス頂きました
写真の熊本市役所へと移動しまして
14F展望フロアより、熊本城をご覧いただきます。
報道でもたびたび取り上げられていました
飯田丸五階櫓です。今でこそ補強されているものの
この石垣の端1本で櫓を支え抜いたとは
驚きを隠せないですよね。
本丸御殿と共に天守を撮影してみました。
本丸御殿では、写真で見る限りは被害が無いように見えますが、
基礎部分で歪みが生じ、立て直しが必要とのこと。
何度見ても、愕然としますが
これが、現在の熊本城です。
ぜひ、現実から目をそらさずに、今の熊本城を
現地にて、ご自身の目で見て頂きたいと思います。
熊本城の地震被害ということで案内もありますので、
どうぞ、熊本城へ足をお運びの際は、
熊本市役所14F 展望フロアからも
ご覧いただくことをおススメします。
ここからでしたら、熊本城の全景を見ることができます。
市役所を出たところにはミネラルウォーターがあり
確か、熊本市は水道水は100% 地下水なんですよね。
自動販売機でも熊本復興への願いが
込められていますね。
いかがだったでしょうか?
現在の熊本城の様子ということで
少しでも、多くの方にご覧いただきたくて、
多くの写真と共にお送りしました。
次回は 交通センター よりバスにて、
熊本空港へと移動したいと思います。
どうぞ、次回の更新もご覧ください。
タヌキ猫でした。
PREV 天然温泉 六花の湯ドーミーイン熊本 滞在
TOP [阿蘇 & 熊本旅行記 目次]に戻る
NEXT 阿蘇くまもと空港&飛行機ウォッチング