タヌキ猫です。
日米関税交渉の合意の内容にて 日本側がボーイング社製航空機100機購入
が合意されたそうですが、この合意内容は 今現在契約されている分を含めるか
気になるところですよね。
多くは航空ショーのタイミングで大きな商談となるところですが
JAL でいいますと
B737-8 / 21機導入は既に発表済み
(2026年度からの納入予定2024年発表)
ボーイング B787-9型機 10機
B737-8 / 17機を追加導入 (2025年03月19日発表) となっており
B737-8 38機 /B787-9 10機 (+オプション10機)
ZIPAIR B787-8 2機を合わせて 確定 50機+オプション10機
ANA の情報をまとめますと
B787-9 23機 737-8(737 MAX 8)をオプション(仮発注)を含む
最大22機(確定18機、オプション4機)確定41機 オプション4機 となっています。
これを合わせますと Total 確定91機 オプションを含めて 105機となります。
まさか ここから さらに100機となりますと… JAL ANA 大手2社では
とてもキャパを超えている状況下にて 計画の前倒しは考えていないと
JALは決算発表の席上で発言したそうで、ANAにおいても調達計画を変更しない
方針を明らかにしているそうです。
さぁ、どうする??? 日本政府… 仮に新規契約でプラス100機となった場合
大手2社では 既存の契約で 100機近くを契約済みですので
とてもとてもですよね…。新型コロナ禍以降 需要減退からの回復が遅れた日本
ようやっと戻りつつある状況下ではありますが、この状況は厳しいですよね
機材更新を含めた購入契約となっているので、さらにとなった場合
間違いなく JAL ANA への経営圧迫は必定なところ
契約から導入までも時間がかかるところですし B737-8 においては
トラブル続きにて 納入時期が見通せないという点もありますよね
今後 この 日米関税交渉 合意の内容がどのような形で履行されていくのか
大変 気になるところですよね。出来うるならば、既存契約を含む数であってほしい
と願うところですが… どうでございましょうか…
なかなか ここ数年にわたる ボーイング社の窮状は察してあまりあるところですが
さりとて 安全を疎かにされてはかないませんからね。
また、これに関する詳報が発表されましたら、当ブログでも記事に出来たらと思います。
今回は 日米関税交渉 合意内容のなかから
ボーイング社製 航空機 100機購入合意について書いてみました。
タヌキ猫でした。