タヌキ猫です。ヨーロッパ 3カ国 旅行記
13 ヴェルサイユ宮殿 トリアノン +α (5日目) 編
をお送りします。
*撮影日 2012年04月08日
*一部撮影した順とは異なります。
*写真拡大処理につき、粗いものがあります。
宮殿で2時間、噴水ショーで1時間
ヴェルサイユ宮殿に滞在しました。
このあと、トリアノン を見に行くと
どのくらいかかるのかなぁ
でも、絶対に、プチトリアノンにバラが
あるかを確認せねば!!
グラントリアノン / Le Grand Trianon です。
かのルイ14世が公務を離れて身近な者たちと
過ごすために建てられた離宮です。
オープンは12時からなので、
宮殿 + 噴水ショー を見た後で、十分ですね~。
入場は、前回書いたパスポートを見せれば OK です。
宮殿からは、20~30分と案内されているようです。
まぁ、林を散策していると思えば、すぐですけどね
途中、レストランみたいのもありましたが、
さきほどの、アンジェリーナ で食べた モンブラン と
ホットチョコレート が効いているので
そのまま グラントリアノン へ♪
ココでのパンフレットは、日本語はありませんでした
ので、撮ってきた写真をバァと載せるだけ
になってしまいますが…
宮殿内の派手な装飾より
抑えられた色使いですよね~。
のちの時代、ナポレオン帝政時代の
皇后マリー・テレーズの寝室だそうです
バラ色の大理石ですね~♪
ちょっとしたパーティーでも開かれていたのかな?
といった感じで、グラントリアノンは終了
さぁ、プチトリアノンへと向いましょう♪
途中に、トイレがあったので、一休憩
相変わらず、マダム側は行列が…
プチトリアノン / Le domaine de Marie-Antoinette 到着♪
マリーアントワネットの肖像画ですね♪
このプチトリアノンは、なんとあの
ポンパドゥール夫人の発案により
ルイ15世が建築を命じ、のちにルイ16世即位ののちに
王妃マリーアントワネットへ贈呈されたそうです。
アレッ? ベルばらだと、同じ、ルイ15世の妾
デュバリー夫人 のことをかなり毛嫌いしていなかったっけ?
マリーアントワネットの母君である
オーストリア帝国の女帝 マリア テレジア が
夫君と大変、仲睦まじく、フランスの「公妾」という
制度が許せなかったと言っていたような…
まさか、自分が贈呈された離宮が、もとは
ルイ15世のお妾さんの発案だっただなんて。
ご存知だったのかしらね~?
王妃の寝室だそうです。
ヴェルサイユ宮殿内より、随分と落ち着いた
色合いですよね~、毎日、あのギンギラな部屋
にいたら、うんざりしそうですもんね~。
ん??? トイレか?
ってな感じで、大変こじんまりした建物でした。
現在では、プチトリアノンは、マリーアントワネットの離宮
とか名称が変更になっているようですが、
庭園内の看板は今もプチトリアノンの案内
が多いように思いましたね~。
ちなみに、このプチトリアノンには、
日本語パンフレットもありますよ♪
プチトリアノンを出て、すぐのところに「バラ」発見♪
って、咲いてないじゃん!!
まだ、バラは早すぎたか…
最初のパリ旅行へ行った時は、確か5月下旬だったからね
もったいなかったな
でも、間違いなく、ヴェルサイユ宮殿には、
バラがあることを確認しましたよ♪
それでは、マリーアントワネットも歩いた
庭を歩いてみることにしましょう♪
愛の殿堂です♪
フェルゼンとの密会場所だったそうで
フェルゼンの御実家って、すごいんですってね~。
スウェーデン王国の国王そばに仕える
重臣の御子息だそうで、当時の貴族社会で流行っていた
海外留学先がココ、フランス・パリだったそうで
まさかね~。相手がフランス王妃だったとはね~。
現在も、パリ市内に、フェルゼン邸があるのですが
(シャンゼリゼ通り近くにね)
なにせ、近隣に大使館・大統領府があるエリアということで
ヘタに写真を撮ると捕まるそうです
ここで何を語らったのかしら♪
ご覧の通り、プチトリアノンから目と鼻の先でして
王妃の館だそうで、当時の農村を再現して、
素朴な田園生活を楽しんだそうです。
この建物にもバラのつるがからまっていたので
まさに咲いていれば、「ベルばら」の
からまったバラのようですね(笑)
まだ、咲いていなかったのが残念
これまた田舎の家を再現したところもあり
実際に、ブタ・ロバ・ヤギ・牛・羊
ニワトリ・うさぎ・カモが飼われていました。
この辺の建物は、結構、傷みが激しかったですね
ホラっこんな感じで…。これもあの
ヴェルサイユ宮殿と同じ敷地
にあるんですよ? 信じられます?
サクラがきれいですね♪ 日本はどうかしらね~。
この辺は、ちょうど、逢引するのには、
うってつけの場所でして(笑)
宮殿からも、プチトリアノンからもみえませんしね~。
フジが満開だったら、すっごいキレイでしょうね~。
コブシの花が満開でした~♪
マリーアントワネットが散策を楽しんだであろう
庭園内をどこで逢引してたのかしら?
と妄想を膨らませながら散策してきました。
気づけば プチトリアノンの裏庭 に出てきました。
この後、裏庭をずっと進むと、グラントリアノンの裏庭へ。
みんな、裏でつながっているのね(笑)
それでは、帰るとしますかね~。
ヴェルサイユ宮殿の庭には、こんな大きな池もあります。
当時もボート遊びを楽しんでいたんですかね~。
再び、アポロンの泉まで戻っていたタヌキ猫。
すでに噴水は出ていなかったものの、
やっぱりヴェルサイユで一枚撮りたい!!
ということで、通りかかった人に一枚撮ってもらいました♪
オレンジを目の前でジュースにしてくれるようですね。
この日は寒かったので飲みませんでしたが、
ぜひ目の前で潰すのを見てみたい♪
宮殿まで戻ってきました♪
やはり、宮殿からすぐということで、
お庭がキレイにされてますこと。
プチトリアノンとかの方は、若干、手抜いてるもんね。
それでは、この写真で、ヴェルサイユ宮殿を後にしますかな。
そうそう、ヴェルサイユからも、絵葉書を出すと
どんな感じになるのかしら? と、ふと思い、出してみることに♪
切手(タンブホ) ありますか? って聞いたら、
1枚のはないけど10枚のはあるよ って…
この10枚の切手シート売り場には並んでいないし
レアっちゃレアなんだろうけど、
記念で持ち帰る訳ではないんでね
先ほどの出口付近の売店と、チケットセンター近くの売店
と2か所で聞きましたが、いずれでも、1枚での切手の販売
はないとのこと、また、ヴェルサイユ宮殿敷地内に郵便局
及び、ポストは無いとのことでした。
どうしても、出すのなら、宮殿の前の通りに
郵便局があるわよ♪ って親切に教えてくれました
でも、今日は、日曜日だからね~
タバコ屋さんで切手売ってるわよ~ と
これまた親切にどうも
ということで、ヴェルサイユ宮殿でちょっと
絵葉書を買って、宮殿を出てきました。
宮殿を出て、2つめの信号かな
(右へ曲がれば、朝きた駅へと通じる道)
そこに郵便局はあります。
案の定、日曜日の為、クローズです。
せっかく絵葉書買ったしな~
駅近くにタバコ屋さんを発見したので、
切手 0.89 € × 2枚購入。近くのベンチで書き書きして
再び郵便局まで戻り、いつもの黄色のポストじゃなかったけど
前にあったポストにダメもとで出すことに。
こんな絵葉書で出したのですが
あぁ~特にスタンプは無いんだねぇ… (汗)
ということで、宮殿で2時間 噴水ショーで1時間
2つのトリアノンと庭園散策で3時間。
6時間ちょっとヴェルサイユ宮殿にいました
15:30から次の噴水ショーが始まっていたので
見に行っても良かったのですが、さすがに
これだけヴェルサイユをあちこち動き回ると
もういいでしょ…ってなりますよね(笑)
ちなみに、ヴェルサイユ宮殿ちかくの郵便局は
月-金 09:00 - 19:00
土 09:00 - 12:30 の営業だそうです。
タヌキ猫が訪れた日曜日はクローズでして
ただ、郵便局が開いていても、
ヴェルサイユ宮殿バージョンのスタンプが
あるかは不明ですので、あしからず…
(誰か行ったことがある人教えてくださいな?)
そんなこんなで、駅まで戻ってきました。
とんでもなく駅が混んでいたので、
もしや、ストライキか? と思いきや、
改札が切符を通さず大部分がクローズ状態だったようで
押し合いへしあいの中、なんとか動く改札を通って、電車へ。
Juvisy行き (JILL)の電車で 16:10 出発
帰りは、またオルセーまで行っても、
どうせ美術館にはいかないしな~。
そのひとつ手前のアンヴァリットは昨日いったしな~。
ということで、そのまたひとつ (二つだったかな?)
手前のエッフェル塔の駅で下車することに。
駅を出ると、ホント真近でエッフェル塔を見ることができます。
最初のパリ旅行の際に、エッフェル塔は、徒歩で、
上がりましたからね~。もう、それはうんざりと思い、
今回は、眺めながら、セーヌ河沿いを歩くことに
いや~パリは華やかだね~♪ なんて思いきや、
マシンガンを持ったフランス軍兵士が警戒中だったり
セーヌ河では、やけに早いボートが行くね~
とよく見たら、警察のボートだったりして。
日本にいると、こういった光景は見かけることはありませんが
ヨーロッパに行けば、日常茶飯事かもしれません。
ミュンヘンでも、ここフランス・パリでも、この後行く
オランダ・スキポールでもやはり、
マシンガンを持った軍人さんがいましたからね~。
そこいくと日本は平和。もちろん、その写真はなく。
嫌だもん、写真を撮って撃たれるだなんて… (汗)
そんな感じで、セーヌ河をてくてく歩きまして
ちょっと見たかったものがありましてね
アルマ橋のたもとにある
自由の炎 / Flamme de la Liberté です。
この下にあるアルマトンネル内にて、
あの元英国皇太子妃ダイアナさんが
事故死したんですよね。
よく、バスツアーなんかで行くと、
パリにもどる際、よく通る道だと思います。
タヌキ猫もツアーで参加した時は、何度となく
ココの下の道を通過しましたから。
未だに花が絶えていないことにも驚きましたが、
ダイアナさんへのメッセージもそこかしこにあり、
今でも愛されている方なんだな~
と実感しましたね・・・。
一路、シャンゼリゼ通りを目指しましょう♪
凱旋門は、最初のパリ旅行で、へばりながら
らせん階段を上ったので、今回はパス(笑)
ルイヴィトン本店に行くも、長蛇の列をみて、
ただ見るだけだからいっか? ってことに
お腹もちょっと空いてきたし、ちょっと寄ってみたかった
フーケッツ / Fouquet's Paris へ寄ることに♪
ルイヴィトン本店の目の前なんですけどね~。
ちょっと、待ちましたが、
チキンのクラブサンドイッチと、カフェ・クレームです♪
入る前に、注文するものも決めていきましたのでね~。
メニュー表見てもどれがどれだかさっぱりで。
んで、きた請求額が 36.00 € !!
マジかよ!!
シャンゼリゼ通りで、心の中の声が外に出そうな程
ビックリ レシートを確認しますとね
クラブサンドイッチ 26.00 €
カフェ・クレーム 10.00 € ですって。
やっぱり立地とネームバリューなのかね
おいしいのは、おいしかったけど、
次回また来ますか? って聞かれたら、絶対NO!!
そんなに、接客は良くなかったしね…
でも、お手洗いはしっかり借りておきましたよ
探すの大変ですからね。
そうでなくても、今日は日曜日。
なおさら探すの大変です。
40分くらいいたのかな 日本語メニューがあったらな
と、ちょっと気取ったことが飛んだ火傷に。
このくらいだと、皆さん、普通なのかな?
お腹はいっぱいになったので、
シャンゼリゼ通りをぶらっと歩きましょう♪
あんれ、トヨタじゃないのよ♪
と、フーケッツでの出費の多さに
憔悴しているタヌキ猫を癒しておくれと
言わんばかりに日本企業のお店へ
あんれ、こういう時代がそこまできてるのかね~。
すっごいいかつくないか? これから出る新車なのかしら?
ミュンヘンのベンツの展示場には値段が掲載されていたけど、
コチラパリのトヨタの展示場は表示なし。
こういうのが、微笑ましいよね~。
朝、あんなに晴れていたのに、今は、雨が降ったりやんだりに
まぁ、パリの天気なんてこんなもんよってことで
シャンゼリゼ通りの気になるお店は
片っ端から覗いてきましたが、別に写真に撮るほどでもなく
相変わらず、騒々しいほどの車のクラクション
が響くシャンゼリゼ通りでした♪
フランス パリ でも発見!
ベンツのタクシー♪
乗ってみて~けど、いくら取られるんだろ
ヴェルサイユ宮殿へは
ツアーには、ツアーの楽しみ方がありますが、
時間に余裕のある方、土・日にヴェルサイユに行ける
という方は、個人で行かれることを強くおススメしますね~。
ヴェルサイユ宮殿のチケットは、日本からもサイトで
購入できますし、電車の切符は、タヌキ猫のように、
前日に有人券売所にて購入してしまえば、全く問題ありません
もちろん、多少のリスクは伴いますが、パリへ訪れた際は
ぜひ、ヴェルサイユ宮殿6時間コース
(↑ 今回、タヌキ猫が見て回ったコースを見るのにかかった時間))
味わってみてはいかがですか(笑)
2度目となったヴェルサイユですが、前回とは
また違った角度で見れたので、楽しかったです♪
次回 滞在6日目は、いよいよ、観光の最終日となります。
大トリは「オランダ・キューケンホフ公園」です♪
パリからタリスに乗って (←日本でいう新幹線)
オランダ・スキポールまで行き、そこからバスに乗って目指します
観光最終日にも、プチトラブル発生しました…。
ホント、今回の旅はプチトラブル多いよね。
きっと、エグゼクティブクラスに乗って
浮かれているタヌキ猫への戒めと思うことにして(笑)
どうぞ、次回の更新もお楽しみに!!
タヌキ猫でした。
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