タヌキ猫です。
感染拡大の一途を辿る
新型コロナウィルス(COVID-19)による
運休 減便が続く航空業界において「5月がヤマ」
という声が聞こえてくる昨今ですが
いくつかの航空会社について
待ったなしの状態になってきましたね…
また、各航空会社にて運休期間を延長するなど
まだ、先行きが見えない状況が続く中で
どこまで悪化してしまうのか…
と心配してしまうところですね。
続きからは、そんな航空業界の状況を
中心に一部ではありますが書いてみたいと思います。
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タヌキ猫の中で衝撃だったのは
ルフトハンザ航空においては
1時間当たり100万ユーロのペースで
資金を失っているといわれており
スイス国際航空 オーストリア航空 ブリュッセル航空
と傘下に置いておりますが
ドイツ スイス ベルギー オーストリアの
各国政府に対し、支援を求める考えとのことで
ヨーロッパの雄ともいうべき「ルフトハンザ」
でも相当、台所事情がキツイなぁ~
と感じたところです。
オーストリア航空は3月19日以降、全便の運航を停止
しており、当初は3月28日までを予定していましたが
全便の運航停止期間を5月17日まで延長しました。
ルフトハンザ本体が95%の運休が続く中で
40億ユーロ以上の流動性資金があるにしても
先行きが見えないところですね
ターキッシュ・エアラインズは
当初4月17日までとした国際線の運航停止期間を
5月20日まで延長しました(3月27日から実施)
中東においてはカタール航空がいくつかの路線を
規模を縮小しながらも維持している印象でしたが
エミレーツ航空は、4月6日からドバイ発のみ
5路線の運航を限定的に再開としましたが
ラウンジ営業はなし、機内食なども変更するなど
通常とは異なる内容となっているそうです。
エティハド航空においても一部路線に限り
5月1日から運航再開の見込みだそうです。
ちょっと心配なのは「南アフリカ航空」ですね
ヨハネスブルグ発成田行きの
邦人退避のためのチャーター便
の発表があった同日に
全社員にあたる4,700人を解雇する見通し
また、ヒースローにおける発着枠売却など
かなり具体的な話が挙がっています。
タヌキ猫が一番気になっているのは
マレーシア航空の存続ですね
エアアジアとの合併も「選択肢の一つ」と
マレーシア国際産業貿易大臣が発言したとのことで
この騒動が起きる前から経営に問題があり
一時はJALにても株式保有か? なんていう
航空系ニュースも流れて話題になっておりましたが
ん~ここはホントどうなるかが
心配なところでありますし
タヌキ猫としてはJALと同じワンワールドアライアンス
の一角を担う「マレーシア航空」ですから
なんとかこの難局を切り抜けてもらいたい
と思っています。
個人的にはクアラルンプールのラウンジが
すっごくいいなぁ~って思っておりまして
今年、機会があるならば再訪してみたい
と思っているところなだけにこの一角が崩れる
となれば…痛すぎます。
オーストラリアにおいては
ヴァージンオーストラリア航空 経営危機
ということで
存続を危ぶむ声が挙がっており
中国系キャリアによる買収案が浮上しているとのこと
カンタス航空による買収が一番、中国勢に売るくらいなら
とタヌキ猫なんかは思ってしまいますが
航空市場に対するカンタス航空の独占を懸念する声
が挙がっているそうで…
ん~どうなることやら
エアカナダにおいては5月1日より運航再開予定の
羽田-トロント線の運休期間を、5月31日まで延長
としました。
アメリカン航空では
羽田=ダラス/フォートワース・ロサンゼルス線は
7月7日から運航を行うとし
羽田=ロサンゼルス線の1日2便での運航開始は
10月25日までずれ込むとしています。
米国発他路線においても運休などが続いており
タヌキ猫が搭乗予定だったAA909 / AA988
(DFW = LIM) についても運休となりまして
先の6月予定のペルー旅行が無くなった
というわけですね(泣)
36日ぶりに新規感染者数ゼロを達成した
台湾においては「チャイナエアライン 改名要求」
ということで、なんでもマスク支援をした際に
中国の航空会社と間違われたのが
オモシロくなかったようで…(汗)
実現させるにしても最低でも40億円以上
かかるとのことで、なにもこんな時に…
なんて思ってしまいますが
ヨーロッパにおいては
オーストリア イタリア スペインを中心に
一部業種において営業(業務)再開を認める
動きも出てきており
感染者の増加幅が縮小傾向にあるためですが
いずれも国民の外出制限などは継続している
状況です。
タヌキ猫としては先に計画しておりました
インド ベンガル―ル旅行が運休のために
延期となっておりますが…
インド外出禁止令は5/3まで延長
感染が拡大していない地域では
4/20以降 一部緩和する可能性があるとのこと
人口約13億人のインドは医療体制が不十分で
爆発的な感染拡大が起きる恐れが指摘されており
3/25~4/14までの3週間を期限に
生活必需品の購入を除く外出を禁止としています。
この間の感染者数は500人台から
1万人超へと大幅に増加したわけですが
農業分野での活動再開を認める可能性がある
そうで、こちらの動きも大変気になるところです。
こうしてみると、各航空会社ともに、当初予定よりも
運休期間を拡大する動きは続いておりまして
日本においてもJAL ANAをはじめ
多くの航空便の運休 減便を強いられているところであり
毎日のように追加減便の話を聞いていると
どうなってるんだか分からなくなると思います。
既に欠航となった航空機の保管に関しても
羽田 成田では駐機しきれずに新千歳などにも
振り分けているそうです。
米国においては具体的な航空業界に対する
支援策が示されているところですが
日本においては、一部救済策は発表されているものの
未だに、大枠での発表には至っておりません。
JAL ANA ともに今日明日というわけではない
と思いますが、一日も早く具体的な救済策が
発表されることを期待したいですし
どちらが欠けても、この損害を埋めることは
できなくなりますからね。
タヌキ猫としましても、できる限り応援をしたい
と思っておりますが、当初考えていた計画以上に
新型コロナウィルスによる影響が大きくなっており
ん~計画も絵空事で終わりそうなのですが…
それでもいいから、何か無いかなぁ
と模索したいと思っています。
今回は、各航空会社における動きなどを
集めまして記事にしてみました。
タヌキ猫でした。