タヌキ猫です。
持続可能な空港グランドハンドリングに向け、ANAとJALが共同で具体的な取り組み
ということで 2024年4月1日より、両社の委託先事業者が同一である
国内10空港において、グランドハンドリング分野における
作業資格を相互に承認する仕組みの運用を開始 としました。
グランドハンドリング業務における基礎的な資格を中心とした7資格
①トーイングトラクター②ベルトローダー③旅客搭乗橋④安全監視・駐機⑤航空機誘導⑥プッシュバック／⑦トーイング
JAL または ANA どちらかの資格を取得した後に、他方の資格取得をする際
差異部分の知識確認・座学教育のみで資格を付与する仕組みとなります。
これにより、両社の委託先事業者が同一であるランプハンドリング作業
飛行機の地上移動や、貨物・手荷物を搭降載・搬送する業務等における
教育訓練の時間が大幅に短縮できるとともに、ANAとJAL両社の作業に従事できる
資格者の早期養成を図ることができ、グランドハンドリング事業者にとって
業務の効率化と繁忙緩和に繋げることができるようになります。
(JALプレスリリース を引用させていただきました)
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【参考対象空港（10空港）】
■ 委託先グランドハンドリング事業者が同じ空港（一次委託先）
利尻、根室中標津、函館、秋田、仙台、新潟、岡山、徳島、高知、鹿児島
航空業界は 新型コロナウイルス(COVID-19) 感染拡大の影響により
一番影響を受けた業種 といっても過言ではないかと思いますが
その影響は未だに大きく、人員不足に輪をかけて 育成には時間がかかる
といった要因も重なりまして、今回の取り組みは 両社の垣根を超えた
オモシロい取り組みかと思います。
もちろん JAL / ANA と企業風土は全く違う航空会社ではありますが
航空業界が大変厳しい条件下のなか、こうやって助け合う制度ができた
ということだけでも、大きな成果なのかなと思います。
大都市圏の空港は対象外となっておりますので
その取り組みを 肌で感じる機会はなかなか無さそうなのですが
今回の取り組み、ぜひ実り大きなものになってもらえたらと思います。
今回は JALプレスリリースを引用しまして
グランドハンドリング業務における作業資格の相互承認開始
について 記事にしてみました。
タヌキ猫でした。
明日の空へ、日本の翼