タヌキ猫です。
日本エアコミューター / JAC は、2023年11月10日より
衛星を活用して空港の滑走路へ進入する新方式「LPV」
運用を開始しました。
この方法により 従来よりも低い高度まで降下して着陸可否を判断できるため
悪天候による視界不良時に就航率の向上や安全運航につながるとしています。
日本エアコミューター 就航空港のうち 福岡 種子島 屋久島空港が対象。
(写真は 2018年05月に撮影したものです)
個人的には 今回 屋久島空港が対象となったのは大変嬉しいですね。
自分が利用した時は、まさに悪天候による視界不良時に該当しまして
当該便が欠航した苦い記憶があります。
今回の方式を採用することで 例えば
これまで視界不良時は対地高度 約325メートル までしか進入できなかったが
LPVでは 約103メートル まで進入できるようになったそうで
従来より低い高度で着陸の可否を判断できるようになったとしています。
既に海外での実用化もされており 国内ですと
北海道エアシステム / HAC が 2022年9月8日から運用を始めているそうです。
屋久島空港にて ILS(計器着陸装置)が整備されていないがために
悪天候による視界不良時に着陸できない確率が高いというポスターが
あったのを記憶しておりますので、今回の方式採用は 就航率アップにおいても
大変 有効なものと期待しております。
今回は 日本エアコミューター における
LPV (Localizer Performance with Vertical guidance) 進入方式
採用について 記事にしてみました。
タヌキ猫でした。