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国土交通省 羽田発着枠 是正認めず

タヌキ猫です。

先の羽田空港発着枠拡大に伴う、配分にて、JAL5枠:ANA11枠という
傾斜も傾斜な配分をした今回の羽田空港国際線昼時間帯での
発着枠配分についてですがあまりの不均衡さにJALが傾斜配分に至った
経緯説明と議事録など文書の提出、内容の是正を異例ではありますが
国土交通省へ是正要求した件について、本日、回答が出ました。

数日前より、チラホラとは聞けてはいましたが
「見直さない」 とする考えを田村明比古・航空局長名で文書が出されました。

大方の予想通りの結果ではありますが、やはり落胆ですね。
なんでも、公的支援の結果、航空会社間の体力差が生じ、
競争環境が歪んでしまったという従来の国土交通省の発表に
タヌキ猫は辟易しています。

日本航空 国際線

JALのWebサイトでは、航空券の予約、購入をはじめ
運航スケジュール照会、空席照会、運賃案内など
お客様の空の旅をサポートしております。

いくら、民主党政権主導でJAL再建が軌道に乗ったからといって
政権が変わったからと言って、それを面白く思わない政権与党という
構図は、それ自体が航空業界を歪めているし、その横槍こそが、
航空会社の体力を奪ったといっても過言ではありません。

また同じことの繰り返しをやるのかと、この先が思いやられる心境であります。
先の国内線発着枠拡大の時も、煮え湯を飲まされたJALですが、
今回は、国際線発着枠拡大ということで、
JALへの公的支援が終了した後も、ずっと続くものであります。
これを不均衡と言わずしてなんと申しましょうか?

JALが新規投資や路線開設などを行うと、健全な競争環境を維持できないとの考え
だそうですが、それじゃ「座して死を待て」と言っているようなもの、
到底理解できるものではなく、その国土交通省の裁量自体が
健全な競争環境を維持させないものとタヌキ猫は考えます。

今回の、配分により、JALは中期計画を見直さざるを
得ないほどの下方修正に迫られています。
これが、健全な競争環境なのでしょうか?

JALが公的支援でトクをしている分を支払ったとしても、この「歪み」は消えないでしょう。
ANAがことあった時は、どう国土交通省が出ますかね?
世界を取り巻く航空業界の現状をみれば、無きにしも非ず。
群がったネズミがどのように動き回るか。

多くの犠牲(株主をはじめ、債権放棄を求められた銀行等)
の上に、今日のJALは成り立っています。働いていた皆さんもそうです。
まだ働きたいけど、会社存続のためにJALを去っていた人
企業年金を大幅減額されても我慢している人など、
確かに、大変、多くの人に迷惑をかけての存続であります。

それは、JALさんも真摯に受け止めて、着実に一歩一歩
積み重ねてきている矢先に、今回の国の仕打ちは、あんまりかと思います。

一部報道では、提訴もありか? とのことですが、
そこはJALも冷静な判断をしてくるものと思います。
大人同士でしょうから、駆け引きもあるでしょう。

今後も日本の空ではこんなことが続くのでしょうか?
海外から見れば、??? かと思います。
配分するやり方から見直す時期に来ていると
感じる方も多いのではないでしょうか

タヌキ猫は、今までも、そしてこれからも
JAL・日本航空を応援します!!!

タヌキ猫でした。

明日の空へ、日本の翼



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