タヌキ猫です。
新型コロナウイルス(COVID-19)
影響拡大の為、エミレーツ航空が人員削減に踏み切ります。
具体的な数字としての発表は今のところ
無いものの、先にブルームバーグによる報道によれば
10万5000人と言われる従業員のうち
30%にあたる約3万人の削減を検討しているとのこと
エアバスA380型機の早期退役に関しても
検討しているとのことで
エミレーツ航空と言えば
世界の航空会社の中で一番 A380型機を保有しており
その数 115機を数えます。
今までと同水準の需要に戻るまで
1年半はかかるだろうとの見立てでして
驚きをもって、このニュースを聞きました。
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運航スケジュール照会、空席照会、運賃案内など
お客様の空の旅をサポートしております。
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(写真は成田空港B滑走路周辺にてEK B777-300ER A6-ECP)
まさか…エミレーツ航空がねぇ…
って思われる方も多いかと思います。
どうしてもイメージ的にオイルマネーで
潤沢な資金と政府の協力なバックアップを武器に
野心的な拡大を続けてきたというイメージが
あるだけに…あのエミレーツが…と驚いています。
エミレーツでさえ、これだけの打撃ですからねぇ
他の航空会社もまだ表面化していないだけで
相当、ダメージが出ているのではないでしょうか
(写真はサンフランシスコ国際空港にて撮影)
A380型機の早期退役も検討ということで
115機も保有していますからねぇ
日本でというよりも世界の空港で
降り立ったらエミレーツのA380を見かける機会って
結構あるんですよね…
一例で挙げましたサンフランシスコもそうですし
先のフランクフルト国際空港でもいました。
メルボルンでも見たなぁ~って結構
やっぱり飛ばしてたんですよね…。
あれだけの豪華絢爛なシップということもあって
需要が無ければ、その分のマイナスが
相当大きいですからねぇ
A380というシップは「劇薬」だとは
思っていましたが…いやぁ~エミレーツをも脅かすとは
今後、具体的な数字等も出てくるものと
思われますが…
心配されるのは「日本の航空行政」
未だに有効な手立てを打つ気があるのかないのか
JAL ANA 共に歯を食いしばっている状況にて
先日、 ANAが3,500億円の融資が決定となりましたが
国による大規模な支援無くしては維持することは
厳しくなるものと思われます。
世界でこれだけビックネームがガタついている中
日本政府の対応が遅すぎるなぁ~と感じるのは
タヌキ猫だけでしょうか?
今回は、エミレーツ航空 人員削減について
書いてみました。
タヌキ猫でした。