タヌキ猫です。
親会社である 三菱重工 より 2023年02月07日付 で
三菱スペースジェット 開発事業が正式に中止することを
発表しました。
実に残念… 無念としかいいようがないですよね
写真は 2015年10月23日 名古屋/小牧空港にて撮影したものです。
この時は 三菱リージョナルジェット (MRJ)の名称でしたね。
2019年04月04日 アメリカ ワシントン州モーゼスレイクにて
三菱重工 / 航空関連とは全く違う人間で
ここまで訪れたのは タヌキ猫くらい ではないでしょうか…。
ホント、この時 空港長の方に多くの日本人が
この飛行機に携わっているんだよというのを
大変うれしそうに語ってくださったのを今でも覚えております。
ローンチカスタマーは 全日本空輸
まさに 幻となってしまいましたね。
JALはワンクッション他社機を導入した上で
MRJ導入というプランを描いていましたが
ANAは初号機受け取りにて 北京オリンピック前に導入
といった青地写真を描いていたのがなんだったんだろう
という感じですよね。
既に 9割以上の規模縮小により事実上の凍結事業
となってしまった MRJですが、度重なる納入延期
確か 6度は延期をしているかと思いますが
やっぱり社名変更あの辺りでもう見切りはつけられてたのかなぁ
今も 伊丹空港に MRJの完成形が展示されていることと思います。
写真は 2021年11月27日に撮影したものですが
YS-11以来の純国産旅客機として大きな期待
を背負ってきただけに あまりにも寂しいですね…
こうやって 年次を追いかけてみても
足かけ 10年近くにわたって タヌキ猫のブログでも
おいかけて アメリカまで行っちゃったのになぁ…
途中 ボーイング社にも力を借りたりしたんですけどねぇ
とうとう型式証明を取るに至らずにて
メイドインジャパンの難しさでしょうかねぇ
ホンダジェットは メイドインUSAにしちゃって
結構すんなりと商業飛行まで漕ぎつけてますからねぇ
もう ほとんどの人がダメだろうなぁとは分かってはいましたが
はっきりと 中止と発表されただけに ずーっと一連の流れ
を見て来た側からすると 無念過ぎる思いです。
今回は とうとう発表となりました
三菱スペースジェット / Mitsubishi SpaceJet
開発事業撤退 について書いてみました。
タヌキ猫でした。