タヌキ猫です。
いよいよJALより
JALグループ 2017年度 路線便数計画が発表されました!!
タヌキ猫の中で注目しておりました新規路線ないしは復活路線は
ありませんでした(大泣)
ミラノ線ないしはパース線開設ありやと動いていたのですが
くぅ~って思いながら路線便数計画を見てみたいと思います。
ただ、JALの場合この路線便数計画とは別に
新規ないしは復活路線発表をする場合もありますので、
逆に4/1以降のフリーになってから打って出るという可能性も
ありとみて、まだ期待は捨てずにとっておきたいと思います。
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まずは「国際線」よりまいります。
既存の成田-ニューヨーク線(JL006/JL005)が4/1より
羽田に移管しまして、便名はそのままに成田同様に
B777-300ERにて運航されます。先の羽田空港国際線発着枠
昼時間帯枠を巡る争奪戦では既存枠(深夜早朝枠)が横滑りしたのみにて
新たな枠を確保することができず、また就航都市の変更も不可
という厳しい制約のもと、羽田-ニューヨーク線を断念した経緯があります。
4/1よりJALに対する制約が解除されますので発着枠自体は
変更することができませんので、羽田-ホノルル線を運休
実際は成田発着便に移管する形にて枠を空けましての
羽田-ニューヨーク線開設です。
ある意味・・・ドル箱路線でもありますので当然といえば
当然ではありますが、JALが意地を見せた感じでしょうか。
気になる羽田-ニューヨーク線のフライトスケジュールは
ご覧のとおりです。
JL006 HND 10:40 - JFK 10:35
JL005 JFK 13:10 - HND 16:25(+1)
成田就航時とそんなにはスケジュールの変更はありませんが、
注意したいのは羽田移行後も便名は一緒ですので、4/1以降くれぐれも
出発空港をお間違いなきようご注意ください。
(写真は成田空港にてB777-300ER JA739Jです)
またJALでは成田(午後)発のニューヨーク線(JL004/003)が
B787-8(SS8)にて運航されていますが、
旺盛な北米=アジア間需要のさらなる取り込みを目的に
B777-300ER(SS7)へ大型化します。
JALの翼にて羽田から成田からもB777-300ER(SS7)にてディリー運航
ということで、これは大きな期待が持てますね!!
ロシアのビザ発給要件緩和にともない、成田=モスクワ線を6月までは週間5便
7月以降は週間7便に増便します(冬期ダイヤは週間4便)。
エッビザ発給要件が緩和されたの?
あの煩わしさが随分と緩和されたのかな?
この辺は、調べていないので分かりませんが
ビザをとるのが面倒でロシアを避けていた人も
多いかと思います。
タヌキ猫もなんとなく面倒だなぁ・・・と思って
ロシアは避けていたんですよね。
ちなみに、この4月に東京=モスクワ線就航50周年を迎え
今後も二国間の交流促進に努めてまいりますとのこと
ロシアが観光しやすくなれば行ってみたいところが
たくさんありますよね♪
羽田-ホノルル線(JL080/089)はニューヨーク線とトレードする形にて
成田へ移管されます。
それに伴い、羽田発着のJALホノルル線は運休となります。
ニューヨーク線と天秤にかければ、どちらが利益になるか
で考えれば、当然の策かと思いますが、羽田-ホノルル線は
その利便性から搭乗率も高く、成田移行で他社に流れる
パイは大きいかなと思います。
特にホノルル線ですと、競合他社も多く近年では
ハワイアン航空の台頭・またANAが2018年だったでしょうか
A380を投入する予定となっており、かつてのような
JALが育てたホノルル線という神通力は
通用しなくなってきています。
タヌキ猫の周りでもホノルルへアクセスするのに
ホント色んな航空会社を使われているな・・・
とつくづく感じていますので、大丈夫かな?と
心配してしまいますが(汗)
羽田-ホノルル線(JL080/089)は成田移管後
便名をJL780/789便に変更して運航します。
これにより成田発は4便体制となり、ハイシーズンでは5便体制とします。
また、年末年始に実施されました羽田-ホノルル線B777-300ER(SS7)
での運航が好評だったとのことで、8/4~/15にかけて
再びB777-300ERを投入予定となっています。
気になるのは、その期間中にどの路線から
B777-300ERをもってくるかですよね・・・
予備機で対応できちゃうのかしら?
また、関西発のホノルルに関しても高需要期には増便を予定しており
需要を取り込みたい戦略となっています。
他国際線路線においては、仕様機材変更がありますので
どうぞご注意ください。
成田-ヘルシンキ (JL413/414)3/26~ B787-8(SS8)→B787-9(SS9)
欧州乗り継ぎの便利の良さから需要をのばしていますよね。
成田-ホノルル(JL780/789) 8/4~/15 B777-200ER→B777-300ER(SS7)
羽田線という利便性から好評だったかと思いますが
果たして成田発からでその期待に応えられるかどうか・・・
成田-シドニー(JL771/772) 3/26~ B777-300ER(SS7)→B787-9(SS9)
やっぱりね、そうだろねっていう展開でしょうか。
B777-200ER(SS2)に変更かと思いましたが、逆にB787-9(SS9)の方が
シートとしては好きな人多いのではないでしょうか?
成田-ジャカルタ(JL725/726) 3/26~B777-300ER(SS7)→B787-9(SS9)
2/28付で使用機材変更となりまして、その間合いでバンコク線に
B777-300ERを投入するなどするようですが・・・
(詳細はコチラ↓)
JAL バンコク線/ジャカルタ線 機材変更アナウンス
夏スケジュールではバンコク線にはB777-300ERは投入せず
やはりニューヨーク線にもっていく形でしょうかね。
成田-ジャカルタ(JL729/720) B787-8(SS8)→B767-300ER(SS6)
成田-デリー(JL749/740) 3/26~10/28
B787-9(SS9)→B787-8(SS8)
羽田-広州(JL087/088) 3/27~ B767-300ER(SS6)→B787-8(SS8)
成田-上海(浦東) (JL873/876/879/872) 3/26~
B767-300ER→B787-8
羽田-北京 (JL025/020) 8/1~ 787-8→B767-300ER
成田-北京(JL869/860) 3/26~5/31
B737-800→B767-300ER
羽田-台北(松山)(JL097/098) 8/2~ B767-300ER→B787-8
このあたりは、需要動向をみて適宜機材変更を行うようですね。
「国内線」においては季節運航便等、今年も設定されておりますので
詳細等は最後に載せますJALプレスリリースにてご確認いただければなと
思いますが、注意していただきたいのは・・・
5/11~7/4にかけて三沢空港滑走路工事に伴う運休が発生しておりますので
利用予定の皆様はご注意ください。
エンブラエル190(E190)が伊丹線を中心に羽田線においても
南紀白浜・宮崎線などにも順次投入予定です。
E190は全長36.2m クラスJ 15席 普通席 80席 95席です。
また鹿児島と離島を結ぶ路線においては4月下旬から
新機材のATR42-600型機を導入していく方針です。
いかがだったでしょうか?今回の2017年度路線便数計画発表
をみて皆さん思うところ多々あるかと思います。
とうとう夏スケジュールでもフランクフルト線に
B777-300ERは帰って来なかったかぁ・・・と思われる方も
いらっしゃるでしょうし、ダラス・フォートワース線
大型化するかと読んでいた方もいらっしゃるかと思います。
国際線・国内線共に新シート投入が相次ぎましたが、
国内線においては予定していたすべての機材へ
新シート投入が完了しました。
一方の国際線においては、これで完了なのかな?
と思う機材もありますよね。
B737-800このシリーズどうするんだろう・・・
B787-8においては、旧シートと言えどもまだ新しい為
おそらくは、このままでいくんでしょうね・・・
タヌキ猫なんか素人考えではありますが、B787-8旧シートを
B737-800に横滑りさせて、B787-8をSS8化っていうのが
いいなぁ~なんて思ってしまいますが・・・
(そろそろスカイラックスは一掃してもいいんじゃない?)
機材の大きさとかいろいろあるんでしょうね・・・
でも、それで未だにバンクーバー線見送っているんですけどね
結構、SKY SUITE化している機材とそうでない機材とを
比べてしまいますと、この路線どうでもいいのかな?
なんてJALファンのタヌキ猫でも思ってしまいますが・・・。
今回の発表により、JAL便を利用される皆様の泣き笑いが
あろうかと思います。
タヌキ猫としては、今回の発表とは別途でなんとしてでも
新規就航ないしは復活路線発表があってほしいところ。
もちろん、B777-300ERとかB777-200ERに余裕がないのは
百も承知の上ではございますが、B787-8だったら就航できるでしょ?
っていう地点はいくつかあると思っています。もちろん
機材に加え、乗員の確保も必要ではありますが、このあたりは
タヌキ猫が知りえる範囲ではありませんので・・・。
JALが撤退してから、その路線で急成長しているエアライン
何社かありますからね、ある意味苦々しいですが(毒)
ん~やっぱりこのあたりは厳しいのかしら?
なにかしらのインパクトがほしいところではありますが、
今回の発表ではやはり目玉は「羽田-ニューヨーク線開設」でしょうか。
このあたりは先の羽田空港発着枠拡大に伴う
争奪戦で動くであろうと想定されていた範囲内ではあるのですが・・・。
今回は、大変長々と書いてしまいましたが
JAL 2017年度便数計画の内容をタヌキ猫の視点から
書いてみました。
タヌキ猫でした。