タヌキ猫です。
新型コロナウイルス(COVID-19)影響拡大に伴い
世界中の航空会社が瀕死の状態に陥っていますが
先ごろ ANA が発表しました
2021年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
を まずご覧ください。
売上高は対前年72.4%減/7641億円減の2918億円
営業損益は同3598億円減の2809億円の損失
経常損益は同3501億円減の2686億円の損失
親会社株主に帰属する四半期純損益は
同2452億円減の1884億円の損失
となりました。
実に厳しい状況ですよねぇ…
長期性資金確保と財務の健全性を
維持・向上させることを目的に、
劣後特約付シンジケートローンによる
4000億円の資金調達を実施しており
手持ち資金としての心配はないとしていますが
まだ、終わりの見えないところでして…
どうぞ、続きをご覧ください。
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他社への出向などの話題が多いANAですが
事業構造改革の一環として
B777-300ER型機 / 13機
B777-300型機 / 2機
B777-200ER/200型機 / 7機
B767-300ER/300型機 / 5機
B737-700型機 / 1機
計 28機 を早期退役とし
当初予定だった 7機と合わせて
35機が年度内に退役させるそうです。
これだけ多くの機材を退役させるわけですから
当然のことながら、今後 需要が戻ってきた時に
就航路線を維持できるかが問題になってくるかと思います。
国際航空運送協会は、世界の航空需要が
新型コロナウイルスの感染拡大前の水準
に戻るのは2024年と予測していることもあって
ANA は大ナタを振るったのかなぁ~と思っています。
今後、路線計画についても発表があるものと思います。
ANA においては A380型機 3機体制を計画していますが
まだ未受領の 3号機に関しては受領延期にて
話がまとまったようですね。
そんな最中においても
中長距離LCC 立ち上げ には驚かされました。
えぇ~、今この時にやるかねぇ???
っていうのが、タヌキ猫の意見ではありますが…
JAL ではZIPAIR という航空会社を
一からスタートさせましたが
ANA では既存のエアージャパンを活用して
早期の就航を目指します。
ANAユーザーの方の中からは
早くも 路線移管を心配する声が聞こえてきており
このあたり ANAがどのようなビジョンを示すのか
注目されるところかと思います。
通期の業績予想については
売上高が対前年1兆2342億円減の7400億円
営業損益は同5658億円減の5050億円の損失
経常損益は同5593億円減の5000億円の損失
純損益は同5376億円減の5100億円の損失と予想。
配当も無配とする方針だそうです。
今回の記事は ANA を中心に書きましたが
新型コロナウイルス(COVID-19)
感染拡大に伴う影響は
JAL も大きな痛手を負っているわけでして
航空業界どこをみても瀕死の状態です。
JAL ANA 問わず 厳しい状況にあるのは
お話として漏れてきているところでして
自分たちで できることはと言われれば
1便でも搭乗してフライトすることかなぁ~
と思っております。
もちろん、わたくしは JAL に搭乗しますが
なにか?
今回は、ANA 連結純損益 見通し
5,000億前後 過去最大赤字の見込み ということで
大幅な機数削減の含めまして記事にしました。
タヌキ猫でした。