タヌキ猫です。
5/23付でスペイン政府より
外国人観光客の受け入れを7月より許可する旨
の発表がなされました。
これはいいねぇ~と喜びたいところですが…
現状ってどうなんだろう?
と思いまして、外務省ホームページにて
スペインの現状を見てみますと…
外務省 スペインにおける新型コロナウイルス感染症の発生状況(5月24日)
(データは日々更新されます、あくまで5/24現在を抽出しました)
24日は新たに246人の感染が確認
累計は,235,772人となっており
「警戒事態」宣言は6月7日(日)午前0時まで延長
とのことです。
日本政府は感染症危険情報レベル3の発出
3月23日、スペイン全土に対し、
感染症危険情報レベル3(渡航は止めてください(渡航中止勧告))
を発出しており、5/25現在も継続されているところです。
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ブログをご覧の皆様におかれましては
どのようなご感想をおもちでしょうか?
タヌキ猫としては、大きな期待をもって
歓迎したいところですが…時期尚早かと思います。
さりとて、スペインにおける観光業の占める割合は
実にGDPの8分の1を占めるそうで
年間8,000万人の観光客が訪れるそうです。
夏の観光シーズンが終わる前に
なんとか外国人観光客の需要を取り戻そうと
イタリアでは6/3から
ギリシャでは6/15から
段階的に外国人観光客の受け入れを拡大していく方針
とのことですが…
第二波が心配されるところですね
かといって、経済をこれ以上停滞させることができない
というジレンマに陥っており
どのようにして軟着陸させるかが
頭を悩ませるところかと思います。
いずれの国においても5/26現在 日本政府は
感染症危険情報レベル3(渡航は止めてください(渡航中止勧告))
を発出しているところであり
また、写真としてスペインのイベリア航空機を
アップさせて頂きましたが、現状では
日本とスペインを結ぶ直行便は運休となっている
かと思います。
特効薬ができない限りは、第二波 第三波の危険
との隣り合わせが続くこととなりますが
さりとて特効薬を待っていては
経済が立ちゆかなくなるというジレンマの中
日本においても「決断」をする時が
やってくるかと思います。
今後 関係国の「入国制限」の緩和が
大きな障壁となろうかと思いますが、
今回の第一歩がいい方向に向かってくれると
イイのですが…。
タヌキ猫でした。