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JAL出資 ティー・ビー・エルの一面

タヌキ猫です。

JALが出資しまして2020年の夏スケジュールでの
就航を目指す「株式会社ティー・ビー・エル」の一面が
少しづつ、明らかになってきておりますので
書いてみたいと思います。

2018年05月にJALが
国際線中長距離ローコストキャリア設立へ
ということで、タヌキ猫のブログでも取り上げました。

(その時のブログはコチラ↓)
JAL 国際線中長距離ローコストキャリア設立を発表

2018年07月31日 準備会社として、株式会社ティー・ビー・エルを
設立登記しました。

2018年08月には改めて記事にしています。

(その時のブログはコチラ↓)
JAL LCC 株式会社ティー・ビー・エル 設立登記

JALのWebサイトでは、航空券の予約、購入をはじめ
運航スケジュール照会、空席照会、運賃案内など
お客様の空の旅をサポートしております。

JAL 日本航空 国際線航空券

JAL海外ダイナミックパッケージ(航空券+宿泊)
(購入/予約/検索にご利用ください)


それでは、今回発表となっております内容を
書いてみたいと思います。

今回の発表では2020年夏スケジュールでの就航を
見据えて2018年10月09日にパイロット(B787)の募集要項を
発表しまして、すでにパイロットのライセンスを
保持している人を対象に、30人募集としました。

就航当初はB787-8を2機で運航しますが、
客室乗務員や地上係員については、来春から募集予定
とのことです。

現在、使用しています準備会社の名前
会社名: 株式会社ティー・ビー・エル
については、2019年3月頃、サービスや制服は2019年4月頃
を目標に発表予定とのことで、

この頃には、アルファベット3文字で表すICAO(国際民間航空機関)コード
2文字のIATA(国際航空運送協会)コード

なども順次発表されるものと思われます。

気になる座席配列はB787といいますと
日本航空では2-4-2の8席を採用していましたが

株式会社ティー・ビー・エルとしては
座席配列9席ということで、世界のエアラインと
同じ様式を採用するようですね。

西田社長のご発言として
「ロケットであれば発射前、船であれば出航前。
社内の掛け声はぶっとんだLCC

…ん~どうなんでしょうね(渋顔)

大西前会長は既存のLCCの概念にとらわれない
航空会社をということでLCCとは呼ばないでと
ご発言されていたのを覚えているのですが…。

エコノミークラス以外の上級クラス設置についても
検討中とのことです。

ん~これだけを伺っただけでは…
全然、新会社に対する「熱」を感じないですよね…

2018年10月02日付 読売新聞朝刊にて
インバウンド生かし「再離陸」ということで

日本航空社長 赤坂 祐二氏のインタビューが掲載されておりました。
その中に現在設立を進めている長距離LCCについて
書かれていましたので、引用させていただきます。

LCCは現状、小型機にお客様を乗せて頻繁に
運航する近距離路線が中心にて、この分野では
競争が厳しい

一方で日本と欧米を結ぶような中長距離路線のLCC
はあまりなくそこを狙いたい

ただ、長距離を飛ばすのはそんなに簡単ではなく
航続距離が短い小型機では飛べない
整備も含めてノウハウが全く違う

洋上飛行や時差に対応する場合は
運航に必要な業務が広がりコストもかかる

誰でもできるものではないが
JALならそのノウハウを持っている

安全を損なわずに就航が可能

運航コストは、機内食を有料にしたり
日航本体と機体の調達を一元化して
スケールメリットを活かせば下げられる

これまでにない需要を開拓できるはず

と要約すると書かれていました。
なるほど、スーッと納得できるような社長の言葉に
納得できる会社設立の目的がようやっと紙面を通して
感じることが出来ました。

JALファンのタヌキ猫が言うのもなんですが…
JALは情報発信がヘタ

これは未だに思いますし、この点では
ANAの方が優れているのは認めざるを得ないところです。

先に発信されました、株式会社ティー・ビー・エル社長
による記者発表の内容を見る限りでは
結局のところ…「で???何がしたいの???」

が見えてこなかったので、今回、読売新聞内での
日航社長のインタビューを拝見して、
やっぱり情報発信はしっかりとしていかないとね

とつくづく感じたところです。

以前にも書きましたが、
多くの方は「JALが作ったLCC」という目で
設立会社を評価します。

設立にあたっては、JALの培ってきたノウハウを
使えるものは全て使って頂きたいですし、

スケールメリットによる調達などこれは
世界で見てもその方向に向かっているのだと思います。

ただしJALへの信頼に胡坐をかき
商売をしようとするならば事業は破綻するでしょう。

おんぶにだっこで成り立つような時代
は終わっています。

とにかく、新会社におかれましては
情報の発信!!これをもっと詳細が発表されましたら
積極的に行って頂きたいですね。

最初の発表が、あまりにも前のめり過ぎて
2020年夏スケジュールでの就航ありき
で動いている感が大変強く感じられ

なにか置き去りにしてはいませんかね?
とタヌキ猫は思っています。

現在、発表されている内容を見る限りですと
結局のところ、JALが中長距離路線のLCCを作る大義は何?

同じく出資しているジェットスタージャパンじゃ
ダメだったの?

という疑問点は解決されませんね。

今回はJALが設立する、新たな国際線中長距離ローコストキャリア
株式会社ティー・ビー・エル(準備会社)
について書きました。

タヌキ猫でした。

明日の空へ、日本の翼
JAL 日本航空 国際線航空券



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