タヌキ猫です。
国土交通省、千葉県、空港周辺9市町及び
成田国際空港株式会社は、「成田空港に関する四者協議会」
を開催しまして、以下のとおり決定しました。
B滑走路の南側に、新たに3500mのC滑走路を増設
B滑走路を北側に1000m延伸し、3500mに変更
現計画の横風用滑走路は、今後、整備を行わない
やはり、目玉は新たにC滑走路を新設することだと思います。
また、ほぼ棚ざらしとなっていた横風用滑走路については
今回、はっきりと今後の整備をしないということが
発表されまして、現時点で横風用滑走路用地にも
スポットなどで利用していることもあって明確に
決まったことは良かったのかなと思います。
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B滑走路については北側に1000m延伸ということで
ガッツリ東関東自動車道に被っちゃうのかな…と思います。
整備が整えば、年間発着枠を、現在の30万回から50万回に拡大
できるとのことで、すっかり羽田に主力を奪われつつあった
成田がようやっと巻き返すことができるのかなと思います。
ただし、これから用地買収などが進むものと思われ
実際に完成するまでどのくらいの年月がかかるのかが
注目されます。
C滑走路供用開始までは2020年東京オリンピックの開催
までに、A滑走路の発着時間を「朝6時~深夜0時」に変更
A滑走路について夜10時以降の便数制限を撤廃します。
これも大きな成果ではないでしょうか。
結構、成田出発到着の門限でヤキモキしながら
離発着していますからね…
C滑走路供用開始後については、スライド運用を導入し、
滑走路ごとの静穏時間を、引き続き現行と同じ7時間確保
するとしています。
詳細等は千葉県総合企画部空港地域振興課発表の
内容をご覧ください。
「成田空港に関する四者協議会」の結果について(平成30年3月13日)
四者協議会開催前には、空港周辺9市町において
一部足並みが乱れる動きもありましたが、
最終的には、なんとかまとまることができまして、
一先ずの結果を残すことができたかと思います。
ただ、これからが用地買収など難局を迎えまして
実際にC滑走路ができて運用されるまでに
何年かかるかですよね…。
羽田空港再国際化に伴い、すっかりと色あせてしまった感
のある成田空港ですが、それでもなお11時台
18時台といった出発ピークの時間帯は
A滑走路においては、離陸待ちの航空機が
ずらっと並びますからね。
また別事案件ではありますが、A滑走路北側誘導路について
新たに誘導路を約560m整備します。
離陸機の離陸順の入れ替え等に用いることができるそうで
これに伴い、空港敷地も約 26ha 拡大することとしています。
こちらの完成予定は2022 年 9 月 30 日としており
時間当たりの空港処理能力を現行の 68 回から 72 回へ
拡大することができるとしています。
詳細等は成田国際空港プレスリリースをご覧ください。
A滑走路北側誘導路(ホールディングベイ)整備に関する
空港の変更許可申請について
今回は成田空港C滑走路新設を中心に書いてみました。
タヌキ猫でした。