タヌキ猫です。このほどJALプレスリリースによれば
超音速旅客機を開発するBOOM TECHNOLOGYと資本業務提携
をすることで合意しました。
早速ですが、JALプレスリリースをご覧ください。
JALとBOOM TECHNOLOGY.INC,資本業務提携で合意
(写真はNY イントレピッド海上航空宇宙博物館/コンコルド)
その速度はコンコルドのマッハ2.0の上をいく2.2を目指し
一例に上がっている東京-サンフランシスコ間でみると
現行11時間のフライトが5時間半で結ばれることとなります。
JALのコンコルドというわけではありませんが…
実機には完成しなかったボーイング2707という計画がありまして、
詳細等は知りませんが、羽田空港国際線ターミナル
JALファーストクラスラウンジ内にあります
RED SUITEに展示されているんですよね。
JALはこれを目指すのかしら?
2020年代半ば以降の導入計画を念頭に
装着座席数: 45~55席(ビジネスクラス仕様)
を目指すとしています。
JALのWebサイトでは、航空券の予約、購入をはじめ
運航スケジュール照会、空席照会、運賃案内など
お客様の空の旅をサポートしております。
JAL海外ダイナミックパッケージ(航空券+宿泊)
(購入/予約/検索にご利用ください)
時は金なりとは申しますが…みなさんはどうご覧になりますか?
コンコルドはその速さがもてはやされた時代もありましたが、
安全性に疑問符がつき、度重なる事故
また、爆音に燃費の悪さとありましたよね。
この上をいく性能となれば、まずはこの問題を
片付けなければなりませんよね。
既に将来の優先発注権(20機)を確保しているようですが
皆さん、どうご覧になられますでしょうか?
ん~タヌキ猫は、あまり詳しくないのですが
2014年にデンバーに設立された新しい会社のようですね。
見る限りはボーイングやエアバスといった大手とは
関わり合いが無いように見えますが…。
資本金5100万ドルのうち、JALが出資した額は1000万ドル
随分と深入りしているように思えますよね。
飛行機開発の難しさはMRJの開発を見ればわかるように
机上で書いたものと実際では大きく異なるもの
まして、ボーイングやエアバスといった知識が無ければ
そうそう、容易く運用まではこぎ着けませんよね…。
もちろん、JALも勝算あっての決断なんでしょうが、
ん~時期尚早というか…青田買いのつもりなんだろうけど…
稲穂が実っても、中身があるかね?というのが
現在の心境です。
今後、どのような展開がされるのか、気がかりですし、
安全だけはどうぞ置き去りにしない開発を
願いたいものですね。
タヌキ猫でした。