タヌキ猫です。
10/31から国際線の再就航が本格化する羽田空港ですが
成田空港のクローズ時間帯のみの部分開放による影響で、
欧州便を中心に運用が難しいため、今回見送る航空会社が相次ぎました。
まず初めは、エアカナダの就航が正式に決まったこと。
就航は2011年01月29日からと、羽田再国際化による
10月31日からの就航には間に合わないものの、
アメリカ便などもこの時期からの就航がなされることを考えれば
大いに歓迎したいと思います。
気になる就航地は バンクーバー
既に同路線は成田就航で運航していますが
羽田就航と二人三脚でやるようですね。
ディリー運航で B767-300ER を使用予定。
2クラス合わせて 211席。フライトスケジュールは
羽田 00:30 - バンクーバー 16:25
バンクーバー 19:30 - 羽田 23:00(+1)
*火・木・日 30分早発
時間の制約があるため、こんな感じのダイヤですが
選択肢が増えることを喜びたいですね。
カンタス航空が、羽田就航に意欲ありとの報道がありました。
今は、ジェットスターによるケアンズ便なども、
昔はカンタス航空がやっていたのを懐かしく思いますね
どうしても、カンタス航空に思い入れの強いタヌキ猫ですから
是非就航してもらいたい オーストラリアならどこでもいいよ!!
って思っちゃいますが(笑)
少し前には、バージンブルー(ヴァージングループによる計画だったような)
による茨城-オーストラリア便の就航話がありましたが、
やっぱりタヌキ猫はオーストラリアといえばカンタス航空!!
オーストラリア便だと、成田出発が夕方~夜便での設定になっており
ケアンズでもゴールドコースト、ブリズベンでも早朝到着が主流となっています。
羽田再国際化による就航で欧州勢は軒並みその運用面での使いづらさに
今回は見合わせる事態が相次いだと書きましたが、
エールフランスは JALとのコードシェアを発表
羽田 01:30 - パリ 06:20
パリ 11:00 - 羽田 06:55
現時点で唯一の羽田=欧州便であるJAL便とコードシェア化することで
パリからの乗り継ぎが便利になるそうです。
確かにパリに6時台に到着ですから、
その後の乗り換えする便はたくさんありそうですよね~。
アライアンスが違うにも関わらず、エールフランスとの仲がいいのが目立つ
JALですが、同じアライアンスメンバーのブリティッシュエアウェイズ
はどうなっているんでしょうか??
BAも羽田就航に意欲がありまして、ヒースローの枠の調整やら
羽田の利用時間制限により、これまた運航ダイヤを決めるのに大変なようです。
一つの目安として、9月上旬に結論が出るようなので待ちたいと思います。
このBAですが、成田空港では、しばらくワンワールドメンバーながら
第一ターミナルを利用してきました。11月より、ワンワールドメンバーと同じ
第二ターミナルにお引っ越しするそうです。
ラウンジもJALなどと共有するなどし、JALとの関係は燃料や機内食の共同調達や
ヒースロー空港の発着枠の融通やら譲渡してもらうなど、一層の強化をしていくそうです。
欧州勢では、このBAが今回の就航ができるかが注目されますが、
3年後には日中において40枠の発着枠が増枠される予定であり、
その枠は欧州最優先とのことですので、
やはり、欧州勢はこの枠を狙うことになるんでしょうね。
中国便に関しては、北京・上海といった
空港に発着枠に余裕がないということもあり、
なかなか協議が進みませんでしたが、このほど日中航空協議再開に向けた
動きが出てきたということもあり、進展が望まれますね。
そして、気になる注目株のマレーシア・エアアジアですが、
なっかなか就航の話が出てきません。
マレーシアはゴーサインが出ているものの、日本側のゴーサイン待ちとのことで
ん~どうなるんだろ? やっぱり台風の目となるのかな
といった感じで、最近の羽田空港を巡る話をまとめてさせていただきました。
せっかく羽田との就航枠が確保されている国は、
どんどん羽田に就航してくれればいいのですが。
成田はますます沈下するか 最近では成田の発着枠に
ほんの少しの空きがあるそうで。
羽田空港の再国際化が迫る中、色々な情報が飛び交いますが、
遅まきながらも発信をしていきたいと思います
タヌキ猫でした。