タヌキ猫です。
JALよりいよいよ
2018年12月より導入予定の
国際線特典航空券 PLUS の概要が
発表となりましたので、書いてみたいと思います。
以前にもタヌキ猫のブログで導入について
書かせて頂きました。
(↓その時のブログはコチラ)
JAL 国際線特典航空券 PLUS導入へ
自分で書いておいてなんですけど…
めっちゃ怒ってるね…
さぁ、今回の概要を見て、どう感じるのか
また、タヌキ猫の文章では伝わりづらい点
受け止め方も人それぞれなんだと思いますので
どうぞ、その点コメント頂けたらなと思います。
JALのWebサイトでは、航空券の予約、購入をはじめ
運航スケジュール照会、空席照会、運賃案内など
お客様の空の旅をサポートしております。
JAL海外ダイナミックパッケージ(航空券+宿泊)
(購入/予約/検索にご利用ください)
今回書きます内容は、2018年11月8日更新
JAL 特典航空券PLUS 導入のお知らせ
を参考に作成しています。
JAL国際特典特典航空券PLUSの開始予定日を追加
ということで2018年12月04日よりスタート
となりました。
それに伴いまして、日本地区においては
2018年12月3日(月)21:00~12月4日(火)08:00
ご覧の期間中、JAL国際線特典航空券の予約、発券手続き
キャンセル待ち予約の変更、JAL国際線特典航空券
空席照会カレンダー
ご覧のサービスが一時停止となりますので
ご注意ください。
改めまして、JALサイトをもとに今回の改定のポイント
について順に書いてみたいと思います。
1 特典航空券を利用できるチャンスが広がります
今までの特典航空券では、キャンセル待ちとなる日程でも、
追加マイルのご利用により予約できる日が増える
としています。
基本マイルにプラスでの追加マイルは
予測残席数によって変動するという前提ですが…
表をご覧になってお分かりの通り…
いや~お客様の足元見てるよねぇ
イヤミです。イヤミの一つも二つも
この表が最大値で実行されるのであれば…
舌打ちどころの騒ぎじゃないよね。
ソウル(Y)/7,500マイル/PLUS利用時34,000マイル
これ、片道です…
JALにしては、結構今までおおざっぱなところが
多々ありましたが、路線ごといや便ごとに
細かくPLUSの設定をしているのが特徴的ですね。
こんなに細かく設定できるのなら
燃油サーチャージの設定もっと細かくできるよね?
と大好きなJALが相手でも言ってやりたくなります。
パリ(Y)26,000マイル/PLUS利用時141,000マイル
比較対象として
パリ(F)80,000マイル/PLUS対象外
まさに、どっひゃ~~~でしょ???
エコノミークラスがファーストクラスを超えるの?
いやいや…ありえないでしょ!!
もちろん、一例としての
最大値での数字との比較ではありますが
驚いたというか…鳥肌が立ちました…(真っ青)
JAL国際線利用制限期間の設定がPLUSに関しては
ないということで、ゴールデンウィークなども
対象となったことによるものだと思いますが
いや~ビックリ!!
ちなみにですがファーストクラスは、PLUSの対象外
となっていまして…ちょっとホッとした自分がいます…。
(↑それでも、凄まじい倍率なのよ特典は!!)
利用制限期間設定がないというこの条件が前提
となっているがゆえに最大値が株価高騰でも
ここまで上がらんだろうっていうほどの右カーブを
描いておりますが…
マイル保有数が多い人ほど有利
タヌキ猫のようなギリギリなのは不利
こんな感じでしょうか…
マイルを持っているのに使えないという方には
いいのかもしれませんが、タヌキ猫の目には
口利き? 裏口入学? といって差し支えない制度
だと感じています。
2 すぐに予約確定できるので旅のプラン
が立てやすくなります。
とありますが…確かに予約がすぐに確定してくれるのなら
それ以降のホテルであったり移動手段であったりと
計画は立てやすいですけど…
結局、マイル盛ってのことでしょ?
ちょっと、いけすかねぇなぁ…
となると、ステータスでの優位性もなんのこっちゃ?
という感じですよね…きっと…
今回の改定で注目すべきというか唯一救いなのは
シンガポール、ホーチミンシティ、フランクフルト
などの一部の路線では、基本マイル数が
これまでより少なくなるため使いやすくなります。
シンガポール(片道) 17,500マイル/12,000マイル
PLUS導入後 -5,500マイル
ホーチミンシティ(片道) 17,500マイル/13,000マイル
PLUS導入後 -4,500マイル
フランクフルト(片道) 27,500マイル/23,000マイル
PLUS導入後 -4,500マイル
エコノミークラスの場合
*上記は一例です。そのほかの路線でも
基本マイル数が少なくなる路線があります。
ざっくり見る限りは競合路線で押されている感
のある路線でしょうか…
また特典航空券PLUS導入に伴いまして
新ルールが適用となります。
旅行形態/
片道・往復(日本発、海外発、海外発日本経由旅程 )
オープンジョー(行きの到着地と、帰りの出発地が異なるような旅程)
↓ ↓ ↓
片道・往復 (日本発、海外発)、
オープンジョー(行きの到着地と、帰りの出発地が異なるような旅程)
海外発日本経由旅程は廃止
出発地と最終帰着地が異なる旅程や、往路到着地と復路出発地が
異なる旅程もご利用いただけます。
ただし、旅程によって1特典ではご利用いただけない場合があります
利用区間/
往路・復路それぞれ国際2区間、国内1区間まで
↓ ↓ ↓
往路・復路それぞれ国際1区間、国内1区間まで
利用クラス/
異なるクラスの組み合わせ可
↓ ↓ ↓
エコノミー・プレミアムエコノミー・ビジネスクラス:
異なるクラスとの組み合わせ可
ファーストクラス:異なるクラスとの組み合わせ不可
(ファーストクラスとの組み合わせのみ可)
ニューヨーク線ではF/Yの組み合わせでフライト
だったので、導入後は不可になりますね…
必要マイル/
エリア・クラスごとに設定
↓ ↓ ↓
路線・クラスごとに設定
エコノミー・プレミアムエコノミー・ビジネスクラス
は、PLUSを導入(ファーストクラスは、PLUSの対象外)
キャンセル待ち/
可
↓ ↓ ↓
エコノミー・プレミアムエコノミー・ビジネスクラス:
不可
ファーストクラス:可
これが一番、衝撃でしょうか…
キャンセル待ちが出来なくなったうえで
設定された必要マイル数+追加マイルが無ければ
特典航空券確保はムリ!!
えええぇぇぇ~JALらしい温かさ
どこへいったのぉ~~~
予約変更/
可
↓ ↓ ↓
不可
予約を変更する場合は、ご手配済みの特典航空券を取り消し
払い戻しのうえ、新たにご希望の旅程でご手配ください。
特典航空券の払い戻し時は、3,100円(税込)
の払戻手数料を申し受けます。
有効期限/
旅行開始日から1年間
(特典発行日から1年以内に旅行を開始することが必要)
↓ ↓ ↓
予約便に限り有効
JAL国際線利用制限期間/
あり
↓ ↓ ↓
なし
既に予約販売済みの期間については、
満席便など状況によって、特典航空券を手配できない場合
もあるとのことですが、この利用制限期間を
無くしたことが追加マイル最大値を押し上げている要因
であることは間違いないかと思います。
今回のJAL国際線特典航空券PLUS導入に伴う
変更内容について、皆様どうご覧になりますか?
タヌキ猫はJALらしい温かさが無くなった
というか生身の人間からロボットと喋っているみたい
な感じがして虚しさだけが残りますね…
なんのために、微力ながらも
破綻以降のJALを応援してきたんだか…
今、ポッカリと穴が空いたというか
バズーカでズドーンと撃ち抜かれた気分で
グラグラですよ…
かといって…ANAに鞍替えするくらいなら…
飛行機には乗りたくないしね(やっぱJAL派)
現在、JALシドニー線空席待ちとなっていますが
おそらくは、新制度導入と共にはじかれるんでしょうね
タヌキ猫のタスマニア旅行計画は
白紙撤回になる可能性が高くなってきましたが…
制度変更までには動きないんだろうなぁ
と思います。
制度が変更となる以上は、その決められた範囲内
で動くのが常ですが…ちょっとファンの離れていきそうな
今回の急ハンドルは…頂けないですよね…
前回の導入についての記事では「怒り」が前に
出ていましたが、今回は「虚しさ」これだけです。
アッ、最後に傷口に塩を塗り込むようで恐縮ですが
2018年12月19日よりJMB会員専用国際線予約/JMBセンター
JAL市内カウンターにて新規で特典航空券の発券を承る場合
および発券後の変更を承る場合
航空券取扱手数料が2,160円(税込み)から
5,400円(税込み)へと大幅値上げとなります。
なんか、ショックな記事の上にショックな記事で
もう感覚が麻痺していますが…。
タヌキ猫でした。