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J-AIR エンブラエル190 のち MRJ 導入へ

タヌキ猫です。

このほどJALグループのJ-AIRが既存のエンブラエル170の追加購入並びに
エンブラエル190の新規導入を発表しました。
エンブラエルの追加投入は2015年から実施されます。

驚いたのは「MRJ」の導入でしょうか

まずは、エンブラエル追加購入からいきましょう♪
ジェイエア / J-AIR とは JALグループの一員として、
大阪を拠点に地方ネットワークを構築しています。

JALのWebサイトでは、航空券の予約、購入をはじめ
運航スケジュール照会、空席照会、運賃案内など
お客様の空の旅をサポートしております。

JAL 日本航空

自分らしい旅のヒントが見つかる OnTrip JAL
(購入/予約/検索にご利用ください)

保有機材は
ボンバルディアCRJ200(50人乗り) 9機
エンブラエル170(76人乗り) 15機

運航路線は
東京(羽田) ←→ 三沢
東京(羽田) ←→ 山形
東京(羽田) ←→ 南紀白浜
大阪(伊丹) ←→ 札幌(千歳)
大阪(伊丹) ←→ 函館
大阪(伊丹) ←→ 青森
大阪(伊丹) ←→ 三沢
大阪(伊丹) ←→ 秋田
大阪(伊丹) ←→ いわて花巻
大阪(伊丹) ←→ 山形
大阪(伊丹) ←→ 仙台
大阪(伊丹) ←→ 新潟
大阪(伊丹) ←→ 松山
大阪(伊丹) ←→ 大分
大阪(伊丹) ←→ 福岡
大阪(伊丹) ←→ 長崎
大阪(伊丹) ←→ 熊本
大阪(伊丹) ←→ 宮崎
大阪(伊丹) ←→ 鹿児島

福岡 ←→ いわて花巻
福岡 ←→ 仙台
札幌(千歳) ←→ 女満別
札幌(千歳) ←→ 青森
札幌(千歳) ←→ 秋田
札幌(千歳) ←→ いわて花巻
札幌(千歳) ←→ 仙台
札幌(千歳) ←→ 新潟

J-AIRは、全てJAL便名で運航しておりますが、
実に27路線を数えます。

タヌキ猫のブログをご覧の方でも
この路線乗ったことあるよ っていう方も 多いかと思います。

そんなJ-AIRが、2015年から既存のエンブラエル170(76人乗り)
に加えエンブラエル190(104人乗り)を新規導入し

両機種合計 確定15機 オプション12機 を購入します。
エンブラエル190は104人乗りということで、J-AIRとして
保有する機材では、最大人数の機材となります。
気になるのはJALグループとして「MRJ」の導入を発表したことですね。

MRJ とは ミツビシ・リージョナル・ジェットの略でして、
三菱航空機が開発している国産初のジェット旅客機です♪
 
当初は「実績」がないこともあり、進展することがありませんでしたが、
大手商社やトヨタがバックについたりノウハウをボーイング社から提供してもらうなど
タヌキ猫のブログでも、随分と前から取り上げてきたところですが
 
MRJのローンチカスタマーはANAということで、2008年ころだったでしょうか
随分と前に、名乗りを上げていたかと思います。
 
今回のJALの発表によれば、2021年より
J-AIRにMRJ70(78人乗り)+MRJ90(92人乗り)32機
 
順次・導入ということで、2028年までにJ-AIRが保有する
機材を全て「MRJ」に更新する予定としています。
 
タヌキ猫の中では「ボンバルディア機」のイメージはあまり
よくなかったので、まだまだ先のことではありますが、
機材が更新されるとのことで、楽しみですね♪
 
ただ、ボンバルディアCRJ200の定員は50人に対して
MRJ70でも定員は78人ということで、採算が取れるかが
注目されるところであります。
 

MRJは70~90人乗りの小型機で 燃費がよく、騒音が小さいのが売り
ということで、この定員の差をカバーできるのでしょうか?
 

MRJの導入により、運航コストが下がれば、経営破綻により撤退した
地方路線の一部を再開できる可能性も秘めているということで、
これも、先のことながら、注目するところかと思います。
 
MRJはカタログ価格で1機あたり47億円
総額は約1500億円とも言われておりますが、
この辺は、A350導入時のように、色々と取引があったのでしょう。
 
ビジネスですから、当然のことですが 「国産ジェット」を応援したい
との発言もありましたが、この時期での発表ということもあり、
何かありと思う方も少なくないでしょうね。

 
また、エンブラエル170追加購入+エンブラエル190新規購入
を2015年から開始するのに2021年からは MRJ70+MRJ90 32機新規購入
ということで やはり2017年から商用化されるとの見通しに
保険をかけたのかなと思います。
 
既に、何度か延期がされているMRJ
他社ではありますが、2008年北京オリンピックに間に合わせるように
導入しようとしたB787-8ローンチカスタマーANAが受領したのは
2011年という事象もある通り、ボーイング社といえども、
予定通りに納期となっていないことは、
エアライン好きの方は知っている方も多いかと思います。
 
もちろん、多くの夢と期待を乗せた国産ジェット機「MRJ」ですから、
予定通りに受領までこぎ着けたいところではありますが。
 
2017年 商用化 開始予定 / 2021年 JAL受領予定
ということで、この4年という時間を遅いとみるかどうか
B787-8のように、当初のリスクを考えるならば、4年という時間は
決して遅いとは思わない方もいるかと思います。

 
今回は、J-AIRの導入する機材についてタヌキ猫の考えも含めて書いてみました。
新しい機材を導入することで、今までの機材では採算が合わなくて
飛ばせなかった路線 また、破たん時に撤退を余儀なくされたけど、
新しい機材ならば、採算がとれるといった、期待する声もあります。
 
今後、どのような動きをするのかも含め、
ブログでも、随時、発信できればなと思います。

 
タヌキ猫でした。

「明日の空へ、日本の翼」
JAL 日本航空



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