タヌキ猫です。
2016年01月に、ベトナム航空民営化の一環として
ベトナム政府が主導する形にて株式の売却がANAとの間において
ベトナム航空株の約8.8%を2兆4310億ドン(約117億円)取得する
基本合意がなされました。
このほど、正式に業務資本提携が締結されたことにより
2016年冬スケジュール(10/30~)より
長年にわたってコードシェアを組んでいましたJALとは
コードシェア解消とし、ANAとのコードシェアに切り替わることとなります。
JALはワンワールド・ベトナム航空はスカイチーム
ANAはスターアライアンスとそれぞれに連合は異なるものの
今回の JAL とのコードシェア解消は残念に思っています。
8.10ペーパーの縛りにおいて、新規投資にブレーキがかかった中で、
JALは長年の良好的な関係を活かすことができずに、
ANAに持っていかれた感が強いですが、ベトナムはまだまだ
伸びしろがある国だけに、今回のコードシェア解消は
JALにとって ショックな面もあろうかと思います。
現在、JAL自社便運航は、ハノイ・ホーチミンシティといったところでしょうか。
観光となると、フエやニャチャンなど(←どうでしょうでの知識ですが)
まだまだこれからというところがあるだけに、もったいないですが、
JALの置かれている立場からすれば、致し方なしでしょうか。
今後ANAからは役員の派遣など、かなり深化した形での
提携が行われていくこととなります。
ベトナム航空が民営化によって、どのような脱皮を遂げていくのか
今後の発展を見守りたいと思います。
タヌキ猫でした。