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羽田空港 米国路線発着枠配分が決定

タヌキ猫です。

羽田空港国際線 米国路線を巡る 日本側発着枠配分が決定しました
既に日米航空交渉の結果により、日本側は

昼間時間帯(6時~23時) 「4」 深夜早朝時間帯(22時~7時) 「1」
と決定していましたが、この配分を巡る争奪戦に決着がつきました。

4/26付発表によりますと日本航空「2」枠 / 全日本空輸 「4」枠
という結果に終わりました。この数字だけ見ても、
ANAへの傾斜配分がお分かりいただけるかと思いますが

実は日本航空・全日本空輸ともに米国路線における
深夜早朝時間帯枠をそれぞれ「2」枠有しており、
単純に昼時間帯へ 移行する旨、事前に発表されていましたので、

フタを開けてみれば日本航空「0」枠 / 全日本空輸「2」枠
と JAL にとっては完敗な結果となりました。

日本航空 国際線

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運航スケジュール照会、空席照会、運賃案内など
お客様の空の旅をサポートしております。

2016年04月現在、羽田空港国際線 米国路線深夜早朝時間帯
発着枠は JAL ANA ともに「2」枠を有しており

JAL サンフランシスコ(JL002/001) ホノルル(JL080/089)
ANA ロサンゼルス ホノルル と就航していましたが
昼時間帯へ移行となりますので、JAL ANA共に、
就航地の変更をしてくるものと思われます。

JALでは、ニューヨーク線(JL006/JL005)を成田から移行してくるのが
ほぼ確定的とみられ、皆さんから頂いているコメントを見ると、

シカゴ線(JL010/JL009)の成田からの移行が濃厚なようです。
タヌキ猫としては、ロサンゼルス線(JL062/JL061)の移行かなと
思っていたのですが、同じワンワールドアライアンスメンバーの
アメリカン航空がロサンゼルス(既存)+ダラス・フォートワース線
の申請をしていまして、仮に2枠アメリカン航空が確保できたと
するならば、JALはシカゴ線となるのでしょうが

既に、羽田=ロサンゼルス線は他社便でも開設されていることなのですが
いずれの路線(JFK ORD LAX) においても JL AA では
同じワンワールドアライアンスにて、相互に運航していますので、
どの路線が成田から羽田へ移管したとしても、いわゆる「成田縛り」
と言われる紳士協定違反にはなりません。


 
ブログをご覧の皆様、今回の結果をどうご覧になりましたでしょうか
もう既に、タヌキ猫がブログ記事を上げる前より、コメントを頂いている
ところをみると、やはり「ANAへの傾斜配分」としか言いようがありません。
 
とはいえ、羽田空港を巡る国内線・国際線発着枠のANAへの
過度な傾斜配分を見せつけられている経緯からすれば
今回も、ご大層なお題目をつけての傾斜配分の正当化かよ
なんて、思わずにはいれませんね。
 
前回までの傾斜配分をなされてきました国土交通省・航空局長も
観光庁長官に転出されまして、新しい局長を迎えての発着枠配分
でしたが、全くもって、なんのオモシロミもなく。
 
事実上「2」枠 (昼間時間帯6時~23時「1」枠 深夜早朝時間帯22時~7時「1」枠)
を争う形となりまして、使い勝手でも収益面でも魅力的な昼時間帯を
ANAが、昼時間帯に比べると劣る深夜早朝時間帯をJALという形にて
 
先の羽田空港国際線発着枠の目を覆いたくなるような傾斜配分より
米国路線発着枠は、均等にとの情報は、なんだったのでしょうか
 
JALでは、先の発着枠配分の結果について、国を相手に法廷闘争へ
打って出る構えを示し、そのこぶしを振り抑えた経緯があり、
米国路線発着枠にて、なにかしらの事があったものとは思っていたのですが
 
今回の国土交通省発表により、JALでは
「配分を決めるのは国交省であって、仕方がないが、残念」
との声明を発表し、対するANAは「深く感謝したい」とのコメントを出した
 
今まで、JAL再建に関する公的支援への代償としてANAが強硬に
傾斜配分を主張する根拠となった、いわゆる「8.10ペーパー」
 
JLの現中期経営計画に盛り込まれていない新規路線の開設は
「抑制的に」判断することを旨とするものの、今回の発着枠配分は
新規路線ではなく、増便扱いとなるため、主張の根拠すらありません。
 

これも、飛ぶ鳥落とす勢いのあるANAだからこそ成せる技でしょう。
2017年3月まで、JALは 8.10ペーパーの「縛り」によって
身動きが取れませんが、なんとしてでもJALが動けないうちに
ANAが、先手必勝にて、かなり背伸びをしてきました。
 
ここにきて、数字の上でも「?」と感じるところが出てきましたね。
これは、ANA自体も気づいていることと思います。
 
急成長・急拡大の裏では、必ず「歪み」が生まれます。
今、ANAというシップは、順風満帆 意気揚々とかなりの急角度にて
離陸・上昇をしています。あまりに角度がキツくなると…

A380という、ANAにとっては「お荷物」の飛行機をどうしていくのか。
いろんな意味でこれからのANAに注目をしたいと書けばいいのでしょうが

タヌキ猫は、どうひっくり返しても「JAL派」ですので、この逆境をバネに
むしろ 8.10ペーパーは飛躍への充電期間をいう思いで頑張って頂ければなと思います。
 
タヌキ猫は、今までも、そしてこれからも、JALを応援します!!
 
今回は、羽田空港米国路線を巡る発着枠配分について
やっぱりね、そうだろうね という結果ではありましたが、
配分決定について書いてみました。
 
配分された発着枠にて、どこに就航するかなどの発表がありましたら、
タヌキ猫のブログでも書ければなと思います。
 

タヌキ猫でした。

明日の空へ、日本の翼
JAL 日本航空 国際線航空券



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