タヌキ猫です。
このほど、国土交通省より、来年3月末からの羽田空港国内線発着枠拡大
1日当たり25便 について、6社への割り当て配分が正式に発表されました。
JAL +3便
ANA +8便
スカイマーク +4便
スカイネットアジア +3便
エア・ドゥ +2便
スターフライヤー +5便 となりました。
全日空に加え、自民党からの圧力により、JALにとって、大変少ない配分となりました。
破たんした責任は大きいですが、今回は甘んじて受けるしかないですね。
でも、こうしてみると、ANA及びその息のかかった航空会社が多く配分を受けましたね。
もちろん、JALの破たんにより、多くの方々が多大な迷惑を被ったのも事実ですが
一要因としては、政治家の道具として使われたという印象が強いです。
空港所在地と、そこを地盤とする政治家をみると あぁ~こういうことね
っていうのが分かる所がいくつもありますよね~。
それを一手に押しつけられたのが、JALでもあります。
今回は、ANAが随分と枠を獲得されましたが、次の餌食になりやしないかと
心配を表面だけしておきます。
かつてのJALもそうだったかもしれませんが、ANAさん、大変ロビー活動御熱心だそうで
使っているつもりが、いつの間にか使われているということもありますからね~。
経営破たん後の支援のあり方について、随分ととやかくご意見をおっしゃられておりますが
自分の所が適用にならなければいいですね。と、先行きが分からない航空業界について
ちょっとだけ、毒を吐いてみました。
今回の衆議院選挙で、おそらくあの党が返り咲くかと思いますので、
今後の航空行政をどう舵を切るのか、そもそも、自分たちで撒いた火種を
民主党政権に丸投げしておいて、火が消えた後に、そっくりかすめ取るとは。
タヌキ猫でした。