タヌキ猫です。
YouTube動画等でも発信されて世界を震撼させた
ユナイテッド航空UA3411便(リパブリック・エアウェイズが運航)の
強制降機の対応が波紋を広げています。
ことの発端は2017年04月09日(現地時間)シカゴ発ルイビル行きUA3411便
にて満席の便に急きょ、4人のユナイテッド航空の乗務員が搭乗することと
なったところから始まります。
通常は後続便に振り替える乗客を募集して
迷惑料代わりに現金や翌日フライトになった場合の宿泊費などの
補てんが行われます。
今回も、当初400$+宿泊費+翌日午後フライトという形で
募集をしたそうです。なかなか集まらず800$まで引き上げたそうです。
(米国では最大1300$まで上限設定があるそうですが)
それでも、申し出る人がないということで、コンピューターによる
抽選で4名を選出し、うち3人は応じたそうです。
そして断った1人が、今回の強制降機となったわけです。
(写真はB787-8ですが、使用機材E170 N632RWとのこと)
予約を持っているにも関わらず、また本人がなんら法に触れることもない
にも関わらずの今回の強制降機みなさん、どうご覧になりますか?
強制降機には空港当局によるものにて、機内も騒然となったでしょうね。
鼻・前歯を折る事態とのことで、これが強制降機によるものなのかは
不明ですが、訴訟となればユナイテッド航空に勝ち目はないですよね。
そもそもの始まりがユナイテッド航空の社員を乗せるために
座席を開けさせたっていうのが、なんとも解せないですよね。
日本の航空会社においても、同様に搭乗することはありますが、
満席時は、真っ先に降機対象になるのが航空会社社員かと思います。
今回、使用機材がE170ということで、それほど選択肢はなかったにしろ
この対応はあまりにひどすぎる・・・。
エアライン好きのタヌキ猫ではありますが、ん~言葉を選ばなければ
ならないところなのですが・・・
米国エアラインって乗客を「家畜扱い」するという評は・・・
あるんですよね・・・。ただ、今回の乗客対応については・・・
とうとう乗客は家畜以下か・・・と軽蔑しますね。
もっとも、米国エアラインを好き好んで搭乗しないタヌキ猫ですが、
ユナイテッド航空の信頼はアメリカ人からみても
「地に堕ちた」ものではないでしょうか。
タヌキ猫的には地をえぐる程ですけどね・・・。
到底、ユナイテッド航空にこれほどのことをやらかして
信頼回復に努めるというのは、茶番以外の何物でもありませんが
一体、賠償金はいくらになるのかですよね。
米国国内においては・・・
「ユナイテッド航空は飛ぶまで座席があると安心するな」
との評が飛び交っているとのことで、ユナイテッド航空は
事態の収拾に全力を挙げていますが、しばらくは、この衝撃的な
印象は拭い去ることはできないでしょうね・・・。
タヌキ猫でした。