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大韓航空2708便エンジン火災事故 調査報告発表

タヌキ猫です。

2016年05月27日に羽田空港C滑走路
にて発生しました大韓航空2708便(B777-300/HL7534)
によるエンジン火災事故の事故報告書が

2018年07月26日付で運輸安全委員会より発表
となっていますので、翌日に羽田空港にて撮影しました
写真と共に掲載したいと思います。

*撮影日/2016年05月28日

事故当時は、羽田空港の全滑走路が閉鎖となり
首都圏を中心に大きな混乱を起こしたことは
まだ記憶に新しいところだと思います。

また、今回記事として書きたかったのは
「脱出」に際しての対策がしっかりと講じられていたか

これは、事故当時から大韓航空は言われていました。
緊急脱出を呼び掛けるCAが
適切な行動をとれたのかが大きな問題
として取り上げられたかと思います。

また、火災発生となりました側の
脱出シューターを作動させている点も
問題となったそうです。

まずは国土交通省/運輸安全委員会発表による
航空事故調査報告書をご覧ください。

株式会社大韓航空所属
ボーイング式777-300型 HL7534
離陸滑走時のエンジン火災


今回、事故の原因と推定されたのは
離陸滑走時に第1(左側)エンジンの
第1段高圧タービン・ディスクが破断し、

その破片がエンジンケースを貫通したことにより、
エンジン火災が発生したものと推定

とのことでした。


エンジンカバーが焼けたのが分かるかと思います。


乗員乗客319名のうち40名が軽傷を負う
火災事故となりました。

一部においては、避難の際、手荷物を持たずに
との呼びかけを無視するなども見受けられました。

また脱出シューターの下で補助する人がいなかった
ことなど、ケガをする方が増えた要因となっています。

決して今回の火災事故が他山の石で終わる
こととせずに「安全」について考えていただけたらな
と思いました。

本来ならば「旅行」など明るい話題を提供する
ブログではありますが、今回の航空機火災事故
に関しては、事故報告書が発表されたら

書こうと思って写真は保存のままとしていました。
人によっては気分を害するかと思いますが
今回は書かせて頂きました。

タヌキ猫でした。



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